「うれしいよ、遥ちゃん! ねっ、遥ちゃんの夢も聞かせてくれない?」
「わたし? わたしの夢は――」
遥ちゃんは、運動公園にあるステージを指さして。
「あのね、高校生を対象にしたストリートダンス選手権が開かれるんだけど、その県大会が毎年秋にあのステージで開かれるの。その県大会で優勝して、全国大会に進むのが夢なんだ」
と、話した。
「そんなの遥ちゃんなら楽勝だよ! 県大会どころか、全国大会でもヨユーで優勝できるって!」
コーフン気味のあたしに、遥ちゃんは照れくさそうに、
「そ、そうかな? でも、聖良ちゃんがそう言ってくれるならがんばれるよ」
と、ほほえんだ。
「そうだよ! 五年後に向けて今からいっしょにがんばれば、きっとなんだってかなえられるって!」
あたしは心の底からそう信じていた。
いつまでもこうして遥ちゃんといっしょに夢を追いかけられるって、本気で思ってたんだけど――。
「わたし? わたしの夢は――」
遥ちゃんは、運動公園にあるステージを指さして。
「あのね、高校生を対象にしたストリートダンス選手権が開かれるんだけど、その県大会が毎年秋にあのステージで開かれるの。その県大会で優勝して、全国大会に進むのが夢なんだ」
と、話した。
「そんなの遥ちゃんなら楽勝だよ! 県大会どころか、全国大会でもヨユーで優勝できるって!」
コーフン気味のあたしに、遥ちゃんは照れくさそうに、
「そ、そうかな? でも、聖良ちゃんがそう言ってくれるならがんばれるよ」
と、ほほえんだ。
「そうだよ! 五年後に向けて今からいっしょにがんばれば、きっとなんだってかなえられるって!」
あたしは心の底からそう信じていた。
いつまでもこうして遥ちゃんといっしょに夢を追いかけられるって、本気で思ってたんだけど――。