「うーん、今日もたくさん練習したなぁ。ちょっと休もっか」
練習が終わると、あたしたちはよく公園の自販機まで行った。
そこで買うのは、いつもきまってトロピカルフルーツパンチ。
果汁入りのサイダーで、あんまり有名なメーカーの商品じゃないせいか、ここの自販機にしか売ってないの。
あたしはこれが好きで前から買ってたんだけど、そのうち遥ちゃんもあたしにつられて買うようになった。
「これおいしいよね~。シュワシュワッとして、マンゴーとかパイナップルとかいろんな味がして」
つかれた身体に、この冷たくてさわやかな甘さが最高!
遥ちゃんも、満足そうにトロピカルフルーツパンチを飲みながら。
「わたしもこれ好き! だけど、いっつも全部は飲みきれないんだよね~」
「遥ちゃん残すの? じゃあ、あたしにちょーだい♪」
すると、遥ちゃんは少しほおを赤く染めて。
「えぇっ? うん……聖良ちゃんがいいならいいけど」
と、飲み残しの缶を手渡してきた。
あれれ? もしかして、あたしいやしいヤツだってあきれられちゃったかな。
でも、どうしても好きなんだよね。このジュース。
練習が終わると、あたしたちはよく公園の自販機まで行った。
そこで買うのは、いつもきまってトロピカルフルーツパンチ。
果汁入りのサイダーで、あんまり有名なメーカーの商品じゃないせいか、ここの自販機にしか売ってないの。
あたしはこれが好きで前から買ってたんだけど、そのうち遥ちゃんもあたしにつられて買うようになった。
「これおいしいよね~。シュワシュワッとして、マンゴーとかパイナップルとかいろんな味がして」
つかれた身体に、この冷たくてさわやかな甘さが最高!
遥ちゃんも、満足そうにトロピカルフルーツパンチを飲みながら。
「わたしもこれ好き! だけど、いっつも全部は飲みきれないんだよね~」
「遥ちゃん残すの? じゃあ、あたしにちょーだい♪」
すると、遥ちゃんは少しほおを赤く染めて。
「えぇっ? うん……聖良ちゃんがいいならいいけど」
と、飲み残しの缶を手渡してきた。
あれれ? もしかして、あたしいやしいヤツだってあきれられちゃったかな。
でも、どうしても好きなんだよね。このジュース。