僕が彼女を知ったのは何年前とはなるだろうか。
 図書館で眠っている人は見たことあるけど前で眠るのは、、、、、、

 僕は、学校では陰キャでもないけど陽キャでもない立場にいた。仲がいい人の前ではよく話したりするし、特別陰キャではないと思う。
 僕達は授業中によく本を読まされる。だから図書館から本を借りる必要がある。幸い読書は嫌いじゃく好きなので、全然苦ではない。色々なジャンルの本を読むし、友達から紹介されたらすぐに読む。
 そして、とある日僕は本を借りに行くために図書館に向かった。そしたら、ドアの目の前に体育座りをしてる女子を見かけた。「なにしてんだ…」と思ったが、少し気になって話しかけようとした。そしたら彼女は寝息を立てていた。そう、眠っていたのだ。ドアの貼り物を見たら「本日は閉館」という紙があった。音を立てずに帰ろうとしたら、後ろから「ん?……」と声が聞こえた。絶対寝起きだ。しかし、僕は振り向かなかず、そのままその場を急ぐように立ち去った。