正直、実らない恋だと思っていたけれど…本当にいいの?
『……お願いします。』
「え…?いいの?」
『うん。逆にいいのか聞きたいくらい。初めて見た時から、ずっと好きだった。』
目に溜まる涙が鬱陶しい。
涙で目が霞む。
「紗奈…」
そう言うと、思い切り抱きしめてくれて。
抱きしめられた重さで、花束の薔薇の花弁が二枚落ちてきた。
『大好き。』
「僕も大大好き。」
「はぁ…もう我慢できない。」
そう言うと、顔を近づかせてきてそっとキスをした。
嗚呼。これは翔くんの香りだ。
『…照れちゃうよ…』
「可愛い。てか可愛すぎ。」
『もう!!』
そう言いつつ、私の心の花瓶には、水が全て満たされた。
『……お願いします。』
「え…?いいの?」
『うん。逆にいいのか聞きたいくらい。初めて見た時から、ずっと好きだった。』
目に溜まる涙が鬱陶しい。
涙で目が霞む。
「紗奈…」
そう言うと、思い切り抱きしめてくれて。
抱きしめられた重さで、花束の薔薇の花弁が二枚落ちてきた。
『大好き。』
「僕も大大好き。」
「はぁ…もう我慢できない。」
そう言うと、顔を近づかせてきてそっとキスをした。
嗚呼。これは翔くんの香りだ。
『…照れちゃうよ…』
「可愛い。てか可愛すぎ。」
『もう!!』
そう言いつつ、私の心の花瓶には、水が全て満たされた。