この物語は2kgのお米がたいそう重かったことから始まる。
電話口の母に「お米が重たくて潰されるかと思った」と告げると、
母は「あんたが持って帰った本の方が重いよ」と返してくる。
そう私は実家から25冊もの本を悠々と持ち帰ってきた。
ふと興味をそそられカバンを体重計に乗せてみると、
本だけで4.5kgあった。
それからは、習慣のように実家から帰ると、
実家から選んだ本の重さを計るようになった。
重たいときで7kgを超えるときもあったが、
基本的には4〜5kgの間であった。
あるとき、古くからお世話になっている方とお会いする機会があり、
「まだ実家に帰るときには、大量の本を持って帰ってるの?」
と、聞かれ、気になることがあった。
私は実家に帰るときには、どのくらいの重さの本を
持って帰っているのだろう、と。
電話口の母に「お米が重たくて潰されるかと思った」と告げると、
母は「あんたが持って帰った本の方が重いよ」と返してくる。
そう私は実家から25冊もの本を悠々と持ち帰ってきた。
ふと興味をそそられカバンを体重計に乗せてみると、
本だけで4.5kgあった。
それからは、習慣のように実家から帰ると、
実家から選んだ本の重さを計るようになった。
重たいときで7kgを超えるときもあったが、
基本的には4〜5kgの間であった。
あるとき、古くからお世話になっている方とお会いする機会があり、
「まだ実家に帰るときには、大量の本を持って帰ってるの?」
と、聞かれ、気になることがあった。
私は実家に帰るときには、どのくらいの重さの本を
持って帰っているのだろう、と。