止まない雨はない。
 出口のないトンネルはない。
 そんなこと誰が決めたの?
 生きていればつらいことはある。だけど、それ以上にいいこともたくさんある。
 そんな夢物語を誰が信じたの?
 綺麗事なんてもううんざりだ。

 ーー死のう。

 そう思った時に君と出会った。
 暗闇の中で出会った君が紡ぐ言葉は優しかった。
 悲しいくらいに。
 泣きたくなるくらいに。
 ーー大丈夫。僕がいるよ。
 そう言って笑う君はいつだって悲しそうだった。
 もしも私が君に出来ることがあるとしたら、伝えたいことがあるんだ。
 たとえ君が君のことを嫌いでも、
 私は君と出会えてよかった。