温泉幻想 色彩ふたつ
青春・恋愛
完
9
コタロウ/著
- 作品番号
- 1704163
- 最終更新
- 2023/09/10
- 総文字数
- 9,859
- ページ数
- 5ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 9
温泉街を歩きましょう
ポカポカ 湯気立てて
浴衣着て下駄を履いて
カランコロン 音立てて
随分前から言っていた
約束通りに休みを合わせて
一泊二日で温泉へ
お前と二人は久しぶり
ゆらり ゆらり 電車が揺れる
ゆらひ ゆらり 過ぎる車窓の眺め
それなりの景色が見えた
着いたら早速 温泉に入ろうな
温泉街を歩きましょう
ポカポカ 湯気立てて
浴衣着て下駄を履いて
カランコロン 音立てて
まずはお土産を買うから
お店をブラブラしようって言うけど
いつまで経っても選ばない
自分が欲しいのばかり見て
ゆらり ゆらり 光で揺れる
ゆらり ゆらり 謎の置物ねだる
だんだん身体が冷えてきた
そろそろいいだろ? 温泉に入ろうか
温泉街で身体温めよう
ポカポカ 湯気立てて
ちゃんと肩まで浸かりましょう
ぽちゃぽちゃ 波立てて
温泉上がりに一休み
気づけばもうすでに8時を過ぎてた
同じベンチに腰掛けて
二人で聞いてる川の音
ゆらり ゆらり バニラみたいな
ゆらり ゆらり 香りを乗せて
ゆらり ゆらり 風に吹かれて
ゆらり ゆらり お前の髪が靡く
そういやお土産途中だな
ブラブラしてから旅館に戻ろうか
温泉街を歩きましょう
ポカポカ 湯気立てて
浴衣着て下駄を履いて
カランコロン 音立てて
温泉街を歩きましょう
ポカポカ 湯気立てて
今夜はそろそろ眠りましょう
スヤスヤ 寝息立てて
スヤスヤ 寝息立てて
ポカポカ 湯気立てて
ポカポカ 湯気立てて
浴衣着て下駄を履いて
カランコロン 音立てて
随分前から言っていた
約束通りに休みを合わせて
一泊二日で温泉へ
お前と二人は久しぶり
ゆらり ゆらり 電車が揺れる
ゆらひ ゆらり 過ぎる車窓の眺め
それなりの景色が見えた
着いたら早速 温泉に入ろうな
温泉街を歩きましょう
ポカポカ 湯気立てて
浴衣着て下駄を履いて
カランコロン 音立てて
まずはお土産を買うから
お店をブラブラしようって言うけど
いつまで経っても選ばない
自分が欲しいのばかり見て
ゆらり ゆらり 光で揺れる
ゆらり ゆらり 謎の置物ねだる
だんだん身体が冷えてきた
そろそろいいだろ? 温泉に入ろうか
温泉街で身体温めよう
ポカポカ 湯気立てて
ちゃんと肩まで浸かりましょう
ぽちゃぽちゃ 波立てて
温泉上がりに一休み
気づけばもうすでに8時を過ぎてた
同じベンチに腰掛けて
二人で聞いてる川の音
ゆらり ゆらり バニラみたいな
ゆらり ゆらり 香りを乗せて
ゆらり ゆらり 風に吹かれて
ゆらり ゆらり お前の髪が靡く
そういやお土産途中だな
ブラブラしてから旅館に戻ろうか
温泉街を歩きましょう
ポカポカ 湯気立てて
浴衣着て下駄を履いて
カランコロン 音立てて
温泉街を歩きましょう
ポカポカ 湯気立てて
今夜はそろそろ眠りましょう
スヤスヤ 寝息立てて
スヤスヤ 寝息立てて
ポカポカ 湯気立てて
- あらすじ
- 微妙な距離が続く夏彦と綾乃。喧騒と疲労が関係に複雑さを重ねる。夏彦が急に温泉旅行提案。新しい関係を築くため、穏やかな温泉街での時を想像する。旅行当日、夏彦と綾乃は歩きながら違いを受け入れる大切さに気付く。温泉の湯に浸かり、夏彦は内なる自己と向き合い、楽しい瞬間が心に変化をもたらすことに気付く。彼らの物語は、新しい絆と成長の過程で進んでいく。
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