【まず初めに】

この作品は登場人物によって視点が変わる作品となっています。同じ視点でも、それぞれの認知によって綺麗に歪んだ世界を楽しんで頂けますと幸いです。

【生きる代償】
生きてく為に受けた使命のようなもの。
呪いや後遺症なども入る。

??『平凡に生きるなんて許されないよ』

【登場人物】
・梅神 柊 (ウメガミ シュウ) 43歳 おネエ
梅神探偵事務所の所長。おネエさん。どんな依頼も聖母のように広い心で全て引受ける。お人好しが過ぎる。屈強なメンタルと物怖じしない心理戦が得意。独身。訳あって偽名を使って生きている。

<生きる代償>
『蟾」鬟溘≧繧ゅ』の器


・梅原 智絵里(ウメハラ チエリ) 18歳 女子高生
梅神探偵事務所の経理担当。給料の査定に響くので誰も彼女に逆らえない。数年前に右目を怪我してからずっと眼帯をつけている。冷静沈着に見えるが、甘い物になると表情が変わる。でも芯の強い女の子。梅神の姪っ子。

<生きる代償>
・正十二面体のカケラ


・烏丸 渉(カラスマ ワタル) 41歳 男性。
梅神探偵事務所の社員。不本意だが、『怪異』案件の担当。事務所の中で唯一の常識人であり苦労人。禍津夜の影響で、幽霊や怪異を視認出来る『霊視』の力が強くなっている。とある事件により視力が落ち、常にサングラスをかけている。独身。シラユキという子猫と暮らしている。

<生きる代償>
・芦屋:禍津夜(太刀)の契約者。


・冴羽 弓鶴(サエバ ユヅル)31歳 男性。
梅神探偵事務所の社員。自称『力仕事』担当。運動神経がズバ抜けて良く、パルクールと組み合わせで戦うのを主体としている。本気を出せば組の一つを壊滅させることが出来る。容姿端麗なことを言い事に、ずる賢いことを平気でする。
給料の大半は同居人への家賃と、施設の子供たちに寄付している。

<生きる代償>
・影縫い:黒鶴の宿主。


【サブキャラクター】
・高橋 早苗(タカハシ サナエ) 17歳 男子高校生。
神祀会直系高橋組組長の息子。本人は稼業を継ぐ気は無いと言っているが、組の力をフル活用して色々裏で仕事している。本人はあくまでもカタギのつもり。
梅神探偵事務所の情報屋……という建前で智絵里に片想いしている。智絵里を守る為に、冴羽弓鶴に弟子入りした。

<生きる代償>
・呪術の熊手(右)


・鏡屋 ユウキ(カガミヤ ユウキ) 17歳。
鏡屋神社の三男。ちびっこ剣道道場の師範。ちびっこ以外の弟子には手厳しい。剣術の腕前は歴代最強と言われており、禍津夜を持つ烏丸渉の師匠である。家系により、怪異や幽霊を視認出来る『霊視』と、真実を視ることが出来る『真美眼』を持っている。

<生きる代償>
鏡屋:白竜(太刀)