2週間後修学旅行を迎えた。
初日はほとんど移動と全員での行動で終えた。
中学の修学旅行のころも思ったが何のためにこんなに興味のないところを歩き回るのか…
俺はその間ずっとかな先輩へのお土産に何を買うかで頭が埋まっていた。
2日目自主研修が行われた。自主研修と言っても特に制約がないため俺たちの班は千佳が「ショッピングがしたい」と言ったため俺たちは駅の近くで買い物することにしていた。
買い物したいお店が違ったため女子2人と別れて行動した。
俺は「親にお土産を買いたい」と実に伝え2人で1階を回った。
途中、洋菓子屋さんが目に入った。ギフト用に包まれたクッキーの詰め合わせを見つけた。
(かな先輩に買って帰ろう)そう思ったが他にいいものがあるかもしれないと思い、他の店舗も見て回ることにした。
回っている間に実はお土産を買い。俺は悩んだ末に最初に見たクッキーの詰め合わせを買うことした。
実に少し待っていてくれと伝え最初の洋菓子屋まで行きそれを買った。
「ずいぶんとおしゃれなもの親に買ったな」と実には少し怪しまれたが「そうかな」と話をそらした。
そこから1時間くらい他の階で靴を見るなどして時間を過ごした。
お昼になり待ち合わせの5階レストランフロアに向かった。
女子の2人は先についていてお店を選んでくれていた。
2人の選んだカフェに入り席についた。何が食べたいとかは特になかったのでカツサンドを選んだ。
「2人は何買ったの?」
真子が話題を切り出した。お土産しか買っていない俺ら2人とは違い女子の2人はコスメなどを買ったようだ。
「そんなのわざわざここで買わなくても帰ってからでも買えるだろ」
と返すと
「わかってないな~思い出になるからいいんだよ!」
と言っていた。全く理解できないが理解したふりをした。そんなこんなで午後の予定をそのまま行くのか変更するのか話しながら昼食を終えた。
午後は長崎の観光地を回った。こっそりと真子は2ショットを取りたがり「さすがに付き合ってるのバレるだろ!」とスマホでメッセージを送ると「でも~!!」とだけ帰ってきた。
そもそも付き合っていることを隠そうと言い始めたのは真子のほうである。
付き合う前から「夫婦」といじれることも多く真子としては、付き合っていることがばれればさらにひどくなるんじゃないかと思ったらしい。俺もわざわざバラす必要もないだろうと思いそれに同意した。
「親に送るため」など理由をつけながら俺たちは各観光地で写真を撮った。
夕食も済ませ駅へと向かった。
3日目は福岡に移っての自由行動。俺と真子は2人で行動することに決めていた。
朝早くスマホへの通知がうるさく鳴った。真子だった。
「楽しみすぎて早く起きちゃった!目覚ましついでに昨日の写真送っとくね!」という文とともに2日目に撮った写真が送られてきていた。
(なんで女子高生って生き物は写真が好きなんだろう)
駅で自由行動が開始された。俺たちは福岡の観光地を回りながらいろいろなものを食べた。
昼食をとった後真子がトイレに行きたいといいトイレによった。待っている最中スマホを見るとメッセージが一見届いていた。
「楽しんでいるかな?お土産楽しみだな~」とワクワクというスタンプが来ていた。
返信に迷っている間に真子が帰ってきた。「なんか来たの?」と聞かれたが「実から。何でもない」と噓をついた。
昼食以降のことは覚えていない。頭の中はかな先輩のことであふれていた。
しかしそれ以降は真子とずっと一緒だったためメッセージを返すことができなかった。
できるだけ注意を払っていたこともあり、真子に怪しまれることもなく過ごしホテルまで帰った。
部屋に入るとまだ実は帰ってきていなく、スマホに目を落とした。
真子から大量に送られてきた今日の写真とかな先輩からのメッセージが来ていた。
「既読無視とは…」と泣いた顔の絵文字が来ていた。
焦る反面メッセージの返信を待ってくれていたのかもとうれしさがこみあげてきた。
時間をかけて返信を送った。
実が帰ってきたのを迎えてその夜は寝た。
4日目はほぼ帰るだけの日程になっていて何事もなく学校に帰ってきた。
初日はほとんど移動と全員での行動で終えた。
中学の修学旅行のころも思ったが何のためにこんなに興味のないところを歩き回るのか…
俺はその間ずっとかな先輩へのお土産に何を買うかで頭が埋まっていた。
2日目自主研修が行われた。自主研修と言っても特に制約がないため俺たちの班は千佳が「ショッピングがしたい」と言ったため俺たちは駅の近くで買い物することにしていた。
買い物したいお店が違ったため女子2人と別れて行動した。
俺は「親にお土産を買いたい」と実に伝え2人で1階を回った。
途中、洋菓子屋さんが目に入った。ギフト用に包まれたクッキーの詰め合わせを見つけた。
(かな先輩に買って帰ろう)そう思ったが他にいいものがあるかもしれないと思い、他の店舗も見て回ることにした。
回っている間に実はお土産を買い。俺は悩んだ末に最初に見たクッキーの詰め合わせを買うことした。
実に少し待っていてくれと伝え最初の洋菓子屋まで行きそれを買った。
「ずいぶんとおしゃれなもの親に買ったな」と実には少し怪しまれたが「そうかな」と話をそらした。
そこから1時間くらい他の階で靴を見るなどして時間を過ごした。
お昼になり待ち合わせの5階レストランフロアに向かった。
女子の2人は先についていてお店を選んでくれていた。
2人の選んだカフェに入り席についた。何が食べたいとかは特になかったのでカツサンドを選んだ。
「2人は何買ったの?」
真子が話題を切り出した。お土産しか買っていない俺ら2人とは違い女子の2人はコスメなどを買ったようだ。
「そんなのわざわざここで買わなくても帰ってからでも買えるだろ」
と返すと
「わかってないな~思い出になるからいいんだよ!」
と言っていた。全く理解できないが理解したふりをした。そんなこんなで午後の予定をそのまま行くのか変更するのか話しながら昼食を終えた。
午後は長崎の観光地を回った。こっそりと真子は2ショットを取りたがり「さすがに付き合ってるのバレるだろ!」とスマホでメッセージを送ると「でも~!!」とだけ帰ってきた。
そもそも付き合っていることを隠そうと言い始めたのは真子のほうである。
付き合う前から「夫婦」といじれることも多く真子としては、付き合っていることがばれればさらにひどくなるんじゃないかと思ったらしい。俺もわざわざバラす必要もないだろうと思いそれに同意した。
「親に送るため」など理由をつけながら俺たちは各観光地で写真を撮った。
夕食も済ませ駅へと向かった。
3日目は福岡に移っての自由行動。俺と真子は2人で行動することに決めていた。
朝早くスマホへの通知がうるさく鳴った。真子だった。
「楽しみすぎて早く起きちゃった!目覚ましついでに昨日の写真送っとくね!」という文とともに2日目に撮った写真が送られてきていた。
(なんで女子高生って生き物は写真が好きなんだろう)
駅で自由行動が開始された。俺たちは福岡の観光地を回りながらいろいろなものを食べた。
昼食をとった後真子がトイレに行きたいといいトイレによった。待っている最中スマホを見るとメッセージが一見届いていた。
「楽しんでいるかな?お土産楽しみだな~」とワクワクというスタンプが来ていた。
返信に迷っている間に真子が帰ってきた。「なんか来たの?」と聞かれたが「実から。何でもない」と噓をついた。
昼食以降のことは覚えていない。頭の中はかな先輩のことであふれていた。
しかしそれ以降は真子とずっと一緒だったためメッセージを返すことができなかった。
できるだけ注意を払っていたこともあり、真子に怪しまれることもなく過ごしホテルまで帰った。
部屋に入るとまだ実は帰ってきていなく、スマホに目を落とした。
真子から大量に送られてきた今日の写真とかな先輩からのメッセージが来ていた。
「既読無視とは…」と泣いた顔の絵文字が来ていた。
焦る反面メッセージの返信を待ってくれていたのかもとうれしさがこみあげてきた。
時間をかけて返信を送った。
実が帰ってきたのを迎えてその夜は寝た。
4日目はほぼ帰るだけの日程になっていて何事もなく学校に帰ってきた。