僕には目を合わせた人の死因が"視える"。いつからかは分からない。気が付いたら"視える"ようになっていた。始めは何が"視えていた"のか、分からなかったけど、それが人の死因だと分かったのは中学校1年生の頃。きっかけは祖父の死だ。夏休みに祖父の家に遊びに行った時、僕は祖父と目を合わせて、話をしていた。すると、水中で苦しそうにもがく祖父の姿の映像が目に映った。始めはなんのことか分からなかったので、たいして気にも止めてなかった。
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