・・・勘か。それなら、とこの質問を投げ掛ける。
「陽凪さん、人の死因視えますか?・・・視えてますよね?」
じっと、陽凪さんの目を見つめたままそう聞いた。陽凪さんは最初「なんのこと〜」と誤魔化そうとしていたが、再度問うと観念したかのようにその顔から笑みを消した。
「いつ気付いたの?」
「ついさっきです。陽凪さん。僕は目を合わせた人の死因がすぐに視える能力があります。でも、陽凪さんとここに座って目を合わせても死因が視えない。前に図書館の古い古い本で読みました。この能力がある人は周りに自分の死因を視えなくすることができたり、他の能力を発現することもある。違いますか?」
陽凪さんはふんわりと微笑み、口を開く。
「陽凪さん、人の死因視えますか?・・・視えてますよね?」
じっと、陽凪さんの目を見つめたままそう聞いた。陽凪さんは最初「なんのこと〜」と誤魔化そうとしていたが、再度問うと観念したかのようにその顔から笑みを消した。
「いつ気付いたの?」
「ついさっきです。陽凪さん。僕は目を合わせた人の死因がすぐに視える能力があります。でも、陽凪さんとここに座って目を合わせても死因が視えない。前に図書館の古い古い本で読みました。この能力がある人は周りに自分の死因を視えなくすることができたり、他の能力を発現することもある。違いますか?」
陽凪さんはふんわりと微笑み、口を開く。