『2月12日火曜日
大きな声で、泣き叫びたい。死にたいって。でも本当は、生きたいって。』
『2月14日木曜日
今日はもうどうしようもないくらい、辛かった。苦しくて、死にたくて、それでも生きたくて。学校でそういう感情に悩まされてしまったから、昼休みに誰もいない所で、声を上げなかったけれど、泣いてしまった。なのに、よく分からないけど沢海君に見つかってしまって。他人に涙を見せてしまったことに、すごい罪悪感?焦燥感?に駆られた。でもね、沢海君は、ほかの人たちと違ってね、何も言わないでくれたんだ。ほかの人たちは、私が泣いていたら、白い目で見るのに。ただ一言、頑張ったなって言ってくれた。ずっと欲しかった言葉を言ってくれて、報われた気がした。うれしかった。やっぱり、生きていたいなぁって思った。彼は、私が泣き終わるまで隣にいてくれて、背中、さすってくれたんだ。結構泣いちゃったんだよね。他人に泣き顔とか、泣いている姿とか見られたくなかったけれど、沢海君ならいいかなって思えた。だって、沢海君だから。私をあの時止めてくれたから。それで、傷の手当ても手伝ってくれて、自販で私に飲み物を二本も買ってくれた。あ、四本かな。傷口洗うとき、天然水二本くれたから。話とかも聞いてくれたんだ。あと、最後に、なんて言ったと思う?もうその一言でまた涙があふれちゃって。月原先生みたいで。欲しかった言葉を言ってくれて。無理に笑うな、苦しかったら声をあげてもいいから泣け、誰も笑わないんだから、ってさ。どうしようもないくらいうれしかった。なんか、沢海君がいると、安心するんだよね。心が休まるの。私、沢海君のこと好きなのかな。あとね、私も沢海君みたいに、誰かを助けたいと思った。だって、私は彼に助けられたから。彼は私を助けてくれたから。』
『2月28日木曜日
なんか最近、死ぬのが怖い。とてつもなく、怖いんだ。別に、死にたくないって思っているわけじゃないよ。ただ、死ぬのが怖いだけ。来年の今日はもういないのだと思うと、一日一日がとても愛おしくなる。なんか、生きたいのか死にたいのか、分からないや。』
大きな声で、泣き叫びたい。死にたいって。でも本当は、生きたいって。』
『2月14日木曜日
今日はもうどうしようもないくらい、辛かった。苦しくて、死にたくて、それでも生きたくて。学校でそういう感情に悩まされてしまったから、昼休みに誰もいない所で、声を上げなかったけれど、泣いてしまった。なのに、よく分からないけど沢海君に見つかってしまって。他人に涙を見せてしまったことに、すごい罪悪感?焦燥感?に駆られた。でもね、沢海君は、ほかの人たちと違ってね、何も言わないでくれたんだ。ほかの人たちは、私が泣いていたら、白い目で見るのに。ただ一言、頑張ったなって言ってくれた。ずっと欲しかった言葉を言ってくれて、報われた気がした。うれしかった。やっぱり、生きていたいなぁって思った。彼は、私が泣き終わるまで隣にいてくれて、背中、さすってくれたんだ。結構泣いちゃったんだよね。他人に泣き顔とか、泣いている姿とか見られたくなかったけれど、沢海君ならいいかなって思えた。だって、沢海君だから。私をあの時止めてくれたから。それで、傷の手当ても手伝ってくれて、自販で私に飲み物を二本も買ってくれた。あ、四本かな。傷口洗うとき、天然水二本くれたから。話とかも聞いてくれたんだ。あと、最後に、なんて言ったと思う?もうその一言でまた涙があふれちゃって。月原先生みたいで。欲しかった言葉を言ってくれて。無理に笑うな、苦しかったら声をあげてもいいから泣け、誰も笑わないんだから、ってさ。どうしようもないくらいうれしかった。なんか、沢海君がいると、安心するんだよね。心が休まるの。私、沢海君のこと好きなのかな。あとね、私も沢海君みたいに、誰かを助けたいと思った。だって、私は彼に助けられたから。彼は私を助けてくれたから。』
『2月28日木曜日
なんか最近、死ぬのが怖い。とてつもなく、怖いんだ。別に、死にたくないって思っているわけじゃないよ。ただ、死ぬのが怖いだけ。来年の今日はもういないのだと思うと、一日一日がとても愛おしくなる。なんか、生きたいのか死にたいのか、分からないや。』