『8月2日金曜日
今日の天気は大雨。何も考えずに歩いていたら羅月さんと会った。羅月さんは親に自傷行為がバレたらしい。それについて悩んでいた。彼女は自分の名前が嫌いだって。心も優しさもないから。でも、本当にそうなのかな。だって、悩むってことは、親のことを少なからず想っているってことでしょ?ちゃんと心があるし、優しさもあるじゃん?羅月さんのように、悩めていたら、私は変われたのかな。真心を捨てなければ変わっていたのかな。彼女はいいな。羨ましい。ちゃんと、自分を叫べる。助けてって、助けを求められる。死にたいって、ちゃんと自分の感情を言える。誰かに諭されれば、自分の思いをちゃんと吐き出せる。それが羨ましい。ちゃんと、人を信じられているから。人を信じる心があるから。私にはない真心を持っているから。でも、彼女が寝る前に言った言葉を、言わせてしまったことが、少しだけ心残りだ。それであることを思い出した。いつか喧嘩した女の子に言われたことを。貴女が思っているより、世界は愛に溢れているって。本当にそうかもしれないね』
『8月15日木曜日
今日、故郷に戻った。そこに沢海君がいて、びっくりした。それで、彼に私の幼馴染を紹介した。結構揶揄われていたみたいだったけど。』
『8月30日金曜日
あと少し、あと少しで、私は死ねる。もういいや。もう何も思い残すことはない。』
『8月31日土曜日
今日、従姉が来て、なんかまた言われた。親を悲しませるやつに人を救えないって。あいつに聞かれたから医者って答えただけなのにね。彼女は希死念慮や自殺願望には人を救えないって思っているらしい。希死念慮や自殺願望とっては、親を救うのが一番簡単だというのに。親を救うことが一番簡単なのは、子が死ねば、お金がうくじゃん?教育費や治療費、食費や水道代、生きるために必要なお金が一人分なくなるから。生きていくために必要なのは、真心とか愛じゃなくて、お金。お金が一番大事。だから、子が一人いなくなれば、生活費とかがすごく安くなる。子が死ねば親は悲しむって?そんなの知らないよ。だって、私は非情だから。真心を捨ててしまったからね。生きたい人には、理解できないだろうけど。真心がある人にはもっと理解不能だと思うけどね。でも別に分かってもらわなくたっていいよ。求めてないから。』
今日の天気は大雨。何も考えずに歩いていたら羅月さんと会った。羅月さんは親に自傷行為がバレたらしい。それについて悩んでいた。彼女は自分の名前が嫌いだって。心も優しさもないから。でも、本当にそうなのかな。だって、悩むってことは、親のことを少なからず想っているってことでしょ?ちゃんと心があるし、優しさもあるじゃん?羅月さんのように、悩めていたら、私は変われたのかな。真心を捨てなければ変わっていたのかな。彼女はいいな。羨ましい。ちゃんと、自分を叫べる。助けてって、助けを求められる。死にたいって、ちゃんと自分の感情を言える。誰かに諭されれば、自分の思いをちゃんと吐き出せる。それが羨ましい。ちゃんと、人を信じられているから。人を信じる心があるから。私にはない真心を持っているから。でも、彼女が寝る前に言った言葉を、言わせてしまったことが、少しだけ心残りだ。それであることを思い出した。いつか喧嘩した女の子に言われたことを。貴女が思っているより、世界は愛に溢れているって。本当にそうかもしれないね』
『8月15日木曜日
今日、故郷に戻った。そこに沢海君がいて、びっくりした。それで、彼に私の幼馴染を紹介した。結構揶揄われていたみたいだったけど。』
『8月30日金曜日
あと少し、あと少しで、私は死ねる。もういいや。もう何も思い残すことはない。』
『8月31日土曜日
今日、従姉が来て、なんかまた言われた。親を悲しませるやつに人を救えないって。あいつに聞かれたから医者って答えただけなのにね。彼女は希死念慮や自殺願望には人を救えないって思っているらしい。希死念慮や自殺願望とっては、親を救うのが一番簡単だというのに。親を救うことが一番簡単なのは、子が死ねば、お金がうくじゃん?教育費や治療費、食費や水道代、生きるために必要なお金が一人分なくなるから。生きていくために必要なのは、真心とか愛じゃなくて、お金。お金が一番大事。だから、子が一人いなくなれば、生活費とかがすごく安くなる。子が死ねば親は悲しむって?そんなの知らないよ。だって、私は非情だから。真心を捨ててしまったからね。生きたい人には、理解できないだろうけど。真心がある人にはもっと理解不能だと思うけどね。でも別に分かってもらわなくたっていいよ。求めてないから。』