「あー、やっぱりテスト後にはクレープだね!疲れが飛んでくー。」
「心七、テスト後以外でもクレープ食べるじゃん!まあ頭使うと甘いもの食べたくなるのはわかる。美味しいね。」
 心七と予定通りトナ○エに行って、まずハンバーガーを食べた。そして、まだ食べれるねということで、クレープを食べることにした。ちなみに心七はいちごクレープ、私はバナナクレープを選んだ。心七とは話がよく合うし、合わなくても楽しめるから気楽に話せる。お昼を食べた時から今まで、会話がずっと続いている。だんだんのどが渇いてきたので、持ってきていたお茶(一旦家に帰って水筒にお茶を足した)を飲む。
「笑美、お茶持ってきたんだ。用意周到だねー。私ももらっていい?」
「ふふ、褒めたと思ったら欲しかったんだー。いいよ!」
 心七は「そんなんじゃないよ?素直に受け取ってくだせー。お茶、ありがとう。」と言って、ニコニコ笑う。私もそんな心七を見て、笑みが深まる。二人して顔を見合わせ、大笑い。ああ、やっぱり心七といるの好きだな。と思う。