「笑美ー!テストどうだった?」
無事に三時間目が終わり、心七が駆けつけてくる。心七は何の含みもなく聞いてくれるので、私も素直に、正直に話せる。
「結構解けた方だと思う。国語の文章問題はあんまり自身ないけど。」
「おー、笑美が自信ありげって相当だなー?これは過去最高得点でちゃうかもだね!国語ね、あれは難しかった。私はちょうど読んだことある本の内容だったからよかったけど、テストの文章にしては長くなかった?あれ解き終わらない人多いと思うな。」
なんだか心七、楽しそう。心七も手ごたえあるのかな。「たしかに。私もギリギリだったけど、文章長かったからか。」と、私は言って、改めて心七はよく本を読んでるなと思う。それからもテストの話や先生の話をして、盛り上がる。突然心七が「クレープ食べたい」と言い、トナ○エにあるクレープ屋さんに行くことになった。