数日後、私は人生で初めてのホストクラブにいた。
「今エアくん呼んできますので、少々お待ちください」
そうスーツが似合う男性に言われ、高級そうなソファに案内された。ものの数分が何時間にも感じて、何度も座りなおしたり、辺りをきょろきょろしてみる。
「詩音さんですか?」
急に声をかけられて焦る。そしてそこにいたのはTHE韓国系という感じの男の子であった。
「あ、エアです。失礼しますね。一応名刺です」
「あ…」
そう言ってエアと名乗った男の子は名刺を渡し私の向かいの椅子に座った。
「俺もちょっとしか聞いてないから、始めから話ししてもらってもいいですか?」
「あ…私は詩音っていいます。幸来の幼馴染で、小さい頃からずっと一緒でした。んで…数日、幸来と連絡取れなくって、家に行ったら死んでて。遺書が残ってたんです。私の死は自殺だって。だから最期に願いを叶えてほしいって、手紙を預かってて。その手紙の中に、エアさん宛のがあったので、渡したくって…」
「今エアくん呼んできますので、少々お待ちください」
そうスーツが似合う男性に言われ、高級そうなソファに案内された。ものの数分が何時間にも感じて、何度も座りなおしたり、辺りをきょろきょろしてみる。
「詩音さんですか?」
急に声をかけられて焦る。そしてそこにいたのはTHE韓国系という感じの男の子であった。
「あ、エアです。失礼しますね。一応名刺です」
「あ…」
そう言ってエアと名乗った男の子は名刺を渡し私の向かいの椅子に座った。
「俺もちょっとしか聞いてないから、始めから話ししてもらってもいいですか?」
「あ…私は詩音っていいます。幸来の幼馴染で、小さい頃からずっと一緒でした。んで…数日、幸来と連絡取れなくって、家に行ったら死んでて。遺書が残ってたんです。私の死は自殺だって。だから最期に願いを叶えてほしいって、手紙を預かってて。その手紙の中に、エアさん宛のがあったので、渡したくって…」