あゆむに会った数日後、エアから電話がきた。
『詩音ちゃん、今どこ』
エアの切羽つまった声に私も動揺する。
「家ですけど…」
『住所教えて、今から向かいに行く』
住所を教えた数分後、また電話がきて、私は気づけばタクシーに乗っていた。
「あゆむになにか言った?」
「え?死因を聞かれたから自殺だと伝えました。そして、手紙を受け取ってもらって。その場では読まなくて、バイバイしました」
「あのあと、あゆむ店出勤してなくて、寮にも帰ってないみたいで。姫たちも連絡取れなくって。そんなときに俺に連絡来たんだよ。死にたいって。とりあえず引き止めて、今この間の公園に来てもらってる。そしたら詩音ちゃん呼んでくれって。そういうこと」
『詩音ちゃん、今どこ』
エアの切羽つまった声に私も動揺する。
「家ですけど…」
『住所教えて、今から向かいに行く』
住所を教えた数分後、また電話がきて、私は気づけばタクシーに乗っていた。
「あゆむになにか言った?」
「え?死因を聞かれたから自殺だと伝えました。そして、手紙を受け取ってもらって。その場では読まなくて、バイバイしました」
「あのあと、あゆむ店出勤してなくて、寮にも帰ってないみたいで。姫たちも連絡取れなくって。そんなときに俺に連絡来たんだよ。死にたいって。とりあえず引き止めて、今この間の公園に来てもらってる。そしたら詩音ちゃん呼んでくれって。そういうこと」