「本当に美しいです」
シルフィンが嬉しそうに私に言うので照れてしまう。
こんな豪華な服装初めてだ。転ばないようにしよう。
「シルフィンも素敵だよ」
あらためてシルフィンを見ると、いつものツィンテールにミニドレスなのだけど、ドレスの下はいつも以上に広がっていて可愛らしい。バレリーナみたい。
「フワフワだね」
「ありがとうございます。今日はどこから敵が来るかわからないので、このような形にしました」
シルフィンはふんわりドレスの裾を上げると、そこには見事に小さく鋭いナイフが沢山隠されていた。
さすが……プロ……。
シルフィンに連れられて大きなホールを目指す。行く途中で沢山の人とすれ違って、何度もチラ見されてしまう。いつも城の中は人影が少ないのに、今日はお客さんがいっぱいで緊張する。
「リナ様?シルフィン」
ホールに入る手前でジャックと出会った。今日は騎士団たちもいつもの黒の衣装ではなく、正式な場所で着る衣装なのか、白の正装で揃えている。
「ジャックお仕事お疲れさま。カッコいいね」
「リナ様も……本当にリナ様ですか?」
「うん。場違いで早く帰りたい」
「やっぱりリナ様だ。すごく綺麗です。どこのお姫様にも負けません」
「いや余裕で負けてますから」
「本当です。早くリアム様に見せて下さい。シルフィンも最高に可愛いよ」
「ありがとうジャック」
ジャックはシルフィンにそう言われて頬を赤くした。あれーっ?これって……そーゆー事かな?シルフィンは平然としてるからジャックの片想いかも。楽しいなぁ。
「リナ様。行きましょう」シルフィンに手を取られ、私はホールに足を入れると、そこは本当に想像以上の
お城の舞踏会だった。
シルフィンが嬉しそうに私に言うので照れてしまう。
こんな豪華な服装初めてだ。転ばないようにしよう。
「シルフィンも素敵だよ」
あらためてシルフィンを見ると、いつものツィンテールにミニドレスなのだけど、ドレスの下はいつも以上に広がっていて可愛らしい。バレリーナみたい。
「フワフワだね」
「ありがとうございます。今日はどこから敵が来るかわからないので、このような形にしました」
シルフィンはふんわりドレスの裾を上げると、そこには見事に小さく鋭いナイフが沢山隠されていた。
さすが……プロ……。
シルフィンに連れられて大きなホールを目指す。行く途中で沢山の人とすれ違って、何度もチラ見されてしまう。いつも城の中は人影が少ないのに、今日はお客さんがいっぱいで緊張する。
「リナ様?シルフィン」
ホールに入る手前でジャックと出会った。今日は騎士団たちもいつもの黒の衣装ではなく、正式な場所で着る衣装なのか、白の正装で揃えている。
「ジャックお仕事お疲れさま。カッコいいね」
「リナ様も……本当にリナ様ですか?」
「うん。場違いで早く帰りたい」
「やっぱりリナ様だ。すごく綺麗です。どこのお姫様にも負けません」
「いや余裕で負けてますから」
「本当です。早くリアム様に見せて下さい。シルフィンも最高に可愛いよ」
「ありがとうジャック」
ジャックはシルフィンにそう言われて頬を赤くした。あれーっ?これって……そーゆー事かな?シルフィンは平然としてるからジャックの片想いかも。楽しいなぁ。
「リナ様。行きましょう」シルフィンに手を取られ、私はホールに足を入れると、そこは本当に想像以上の
お城の舞踏会だった。