ここにあるのは全て私が撮った写真。
高校3年生の夏休み、カメラを持ってこっそりと学校に行き撮った写真たちだ。
撮ったことは鮮明に覚えている。
この夏休み、白い長袖ワイシャツの袖とスカートを折り、何度も何度もカメラを覗いた。
だけど、私の記憶の中にこの風景はもうない。
記憶に残っているのは、蝉の声を聞きながら必死に撮った記憶であり、この風景ではない。
写真を見ると、その時の記憶やその場所で起こったできごとがあたまにうかぶ。でも、写真を見ずにこの場所を絵で書けと言われてもできない。
そんなものなのだ。
この写真たちはすべて私の青春の記憶。
夕方、オレンジの光の中佇む赤い自動販売機。
影が夏の夕方という雰囲気を醸し出してくれている。
体育終わりに、汗を拭いながら友達と自販機に向かった。買うのは決まって炭酸。
買ってすぐに開け、プシュっと言う音を聞いてから、冷たい炭酸をごくごくと盛大に飲むのがたまらない。そのまま自販機の前で、色々な話をした。今考えると、周りの邪魔だったんじゃないかと心配になるがあの時はただただ楽しかった。
話していると、私たちの間を風が吹き抜ける。
その生ぬるい風は、髪の毛の隙間にまで流れそれがまたとても気持ちがいい。
写真に写る思い出の自販機前。そこにはもう私たちの足はない。まるで、私たちが風に乗って吹き飛ばされたようだ。あの時の生ぬるい風ではなく、きっと春風。春風と共に私たちはあの場所から消える。
さよなら、思い出の場所。
階段の踊り場に、綺麗な絵が飾ってある写真。
ここではないどこか別の国の風景だろう。
何気なく通る階段。ここで話した会話なんて、覚えていない。だけどとにかく楽しくて、ふざけ合いながら何度も何度も通った。3年間、この階段を通った。だから3年間、私はこの絵を見ているはず。
だけどカメラ越しに改めて見た絵はとても綺麗だった。いつも何気く通り過ぎていた絵。
カメラ越しだから綺麗に見えるのかと思ってカメラを下げる。すると、私の前に素敵な絵が現れた。
レンズを通さないとより綺麗だ。
なんで今までこんな素敵な絵に気が付かなかったんだろう。なんとなく、絵があるなぁくらいにしか思ってなかった。私はもう一度カメラを構える。
レンズ越しでも素敵なイラスト。でも私は再びカメラを下ろした。そして、少し離れてパシャリ。
これでいい。これがいい。この位置から撮ると、私がいつも見てきた絵だ。だけどなんだかいつもよりとっても素敵。3年間見守ってくれてありがとう、さようなら。
いつもは人がたくさんいる廊下。
誰もいない廊下は、写真を見ただけで静かなのが伝わる。窓から入る光が、とっても綺麗。
夏休みの学校はなんだか違う気がした。
風がよく通る。その風には、人の声が乗っていない。私の大嫌いな悪口や根拠の無い噂話が風と共に流れてこないのだ。他クラスの子と話したり気分転換をしたりするためそれぞれ教室から出て、ここで話す人たちのそばを通るとどうしても嫌な声ばかり耳について、この場所が少し苦手だった。
だけど今日は誰もいない。
今日はこの通路を、「透明」と感じた。
誰もいない。嫌な声も聞こえない。
風に乗って流れてくるのは、春の気配だけだった。
歩き始めると、ふわふわと風と共に流れていく感覚に包まれた。この学校が、私を送り出してくれているみたいだった。
立ち入り禁止。ここには入っては行けない。
だけど、入りたくなるのが人間で。
勇気のある人だけが入れる場所、そんな認識だった。案の定、髪の毛を染めているような子がこっそり入っていくのを見たことがある。
私も、実は1度だけ入った。
真面目な私が入るなんて、きっと誰も想像していない。
文化祭の後。
私は好きな人に片付けのあと教室に残って欲しいと伝えた。片付けが終わり、その人の教室に行くとひとり椅子に座って本を読む彼がいた。
私はその人に告白をした。文化祭マジックにでも掛かってOKしてもらえるのでは、なんていう甘い考えで。答えは「ごめんなさい」。その後のことは覚えていない。なにか、二言くらい会話を交わして私は教室を飛び出し、そこに入った。
その人は静かに教室を出た。そのあと、下駄箱で私の報告を待っていた友達たちが私を呼ぶ声が聞こえた。そのあとに続いて好きな人の声も。
私は声を押し殺して泣いた。
誰も、私がそこにいるなんて思わず探し回っていた。みんなの声が遠くなると、私は急いで涙を拭った。手持ち鏡を見て、笑顔を作る。「よしっ」と気合いを入れ、そこから飛び出した。
みんなの声が遠くで聞こえる。
その声を追いかけた。
「みんなー！ごめんね、探したっ？」
笑顔で駆け寄ると、みんなはどこにいたんだと聞いてくる。トイレ、と答えるとみんな納得してくれた。本当は嘘だってバレてるだろうし、私の笑顔が作り物なのも気がついていただろう。けど合わせてくれる親友。親友たちとずっと一緒にいる、と心に誓った日。
そんな思い出の「立ち入り禁止」ともさよならだ。淡くて純粋な恋心を思い出し、レンズを除く目が少し濡れた。
親友とは今も仲がいいし、当時振られた彼とも今はいい感じ。
そんな日々も、もうさよならだ。
思い出に浸りながら、私は写真を1枚1枚破った。
そして、屋上からバラバラになった写真をばらまいた。
まるで桜の花びらのように、ひらひらと落ちていく。
｢…楽しかったな｣
そう呟くと、私は屋上から飛び降りた
━━━━━━━━━━━━━━━
高校を卒業して数ヶ月の彼女が、
写真を撮りに学校に忍び込んだちょうど１年後、その学校の屋上から飛び降りました。
ひらひらと舞う無惨な姿になった写真と、もうひとつ舞い降りたものがあります。
1枚の手紙でした。
━━━━━━━━━━━━━━━
｢こんなところから飛び降りてごめんなさい。
私の一番好きな場所だったんです。
こんなこと、言い訳になりませんよね、すみません。
まず、私が飛び降りた経緯について書かせて頂きます。
私は家庭内でいじめを受けていました。
児童相談所や警察には相談しています。
ですが、改善されることはなくむしろエスカレートする一方でした。私が夏にも長袖を着ていたのは、腕にあるアザがバレないようにするため。そのため、体育も長袖長ズボンで受けていました。
殴るや蹴るだけではなく、暴言などの心理的虐待、食事を貰えなかったり衣類を買って貰えないなどのネグレクトを受けていました。
そのため、私には小さい頃から友達がいませんでした。高校に入り、バイトをして貯めたお金で服を買いメイクを始めるようになって友達がたくさん出来ました。
楽しくないことばかりだった私の人生は、高校に入り楽しいことだらけの人生に変わりました。
毎日がキラキラ輝くんです。
この高校で過ごした3年間は、私の宝物です。
みんなに出会えてよかった。
私は高校卒業後、社会人になり逃げるように一人暮らしを始めました。
高校の友達もたくさん遊びに来てくれました。
あの部屋は初めてできた私のお城です。
でも、せっかく明るくなった私の人生は父親の失踪により真っ暗なものに戻りました。
失踪した父はその後自殺未遂をし、｢離婚する。今後俺に近づくな。電話でもかけてこようものなら自殺する。｣と言い残し、私たちの前から姿を消したのです。
母親は、あれだけ私に虐待をしてきたのに今ではすっかり人が変わったように優しくしてくれます。
優しく私を丸め込み、一人暮らしを辞めるよう説得してきました。嫌だ、と言い続けましたが私が未成年のため一人暮らしの家は母親の名義で借りており、母親が勝手に解約することが可能。勝手に解約されてしまいました。
そして、実家に戻った私の収入を取り上げ家事をさせるのです。たまに、ボロが出てしまい悪口を言われることはありますが、お金のため、家事をさせるために猫なで声で話しかけてくる母親が私は嫌いです。もう社会人なのに長時間のスマホは禁止、門限は9時、友達と遊びに行くと怒られる毎日に懲り懲りしていました。
こんな毎日を終わりにしたいのです。
なので、私の大好きな場所ですべてにさよならをしようと考えました。
私と出会い、仲良くしてくれた方々、ありがとうございました。さようなら。
━━━━━━━━━━━━━━━
そんな手紙を残した少女は、校庭が見える位置から写真をばら撒き、反対側の茂みの方へ飛び降りた。
彼女なりに、気を使ったのでしょう。
1年前、飛び降りた彼女を一番最初に見つけた僕は、彼女の分も生き続けてます。彼女のように家族のせいで苦しむ子どもを減らせるよう、児童相談所でも働くため勉強中です。
僕は彼女のことをあまり知らなかったため、彼女の告白には応えられませんでしたが、仲良くなって行くと彼女のいいところがたくさん見つかり大好きな人になりました。
1年前、彼女が飛び降りた日はこの学校で会う予定だったのです。その日、僕は彼女に告白する予定でした。長いこと待っても来なくて、連絡もつかない彼女より先に僕は学校に入ることにしました。すると、上から桜の花びらのようなものが降ってきたのです。彼女の撮った写真でした。なんだかいやな予感がして屋上まで駆け上がると彼女の姿はなく、探し回ると茂みの中にいる彼女を見つけました。救急車を呼んだけど手遅れでした。
君のおかげで僕は夢が見つかった。
たくさんの子どもを助けるよ。空から見ててね。君が天国で幸せに過ごしていますように。
高校3年生の夏休み、カメラを持ってこっそりと学校に行き撮った写真たちだ。
撮ったことは鮮明に覚えている。
この夏休み、白い長袖ワイシャツの袖とスカートを折り、何度も何度もカメラを覗いた。
だけど、私の記憶の中にこの風景はもうない。
記憶に残っているのは、蝉の声を聞きながら必死に撮った記憶であり、この風景ではない。
写真を見ると、その時の記憶やその場所で起こったできごとがあたまにうかぶ。でも、写真を見ずにこの場所を絵で書けと言われてもできない。
そんなものなのだ。
この写真たちはすべて私の青春の記憶。
夕方、オレンジの光の中佇む赤い自動販売機。
影が夏の夕方という雰囲気を醸し出してくれている。
体育終わりに、汗を拭いながら友達と自販機に向かった。買うのは決まって炭酸。
買ってすぐに開け、プシュっと言う音を聞いてから、冷たい炭酸をごくごくと盛大に飲むのがたまらない。そのまま自販機の前で、色々な話をした。今考えると、周りの邪魔だったんじゃないかと心配になるがあの時はただただ楽しかった。
話していると、私たちの間を風が吹き抜ける。
その生ぬるい風は、髪の毛の隙間にまで流れそれがまたとても気持ちがいい。
写真に写る思い出の自販機前。そこにはもう私たちの足はない。まるで、私たちが風に乗って吹き飛ばされたようだ。あの時の生ぬるい風ではなく、きっと春風。春風と共に私たちはあの場所から消える。
さよなら、思い出の場所。
階段の踊り場に、綺麗な絵が飾ってある写真。
ここではないどこか別の国の風景だろう。
何気なく通る階段。ここで話した会話なんて、覚えていない。だけどとにかく楽しくて、ふざけ合いながら何度も何度も通った。3年間、この階段を通った。だから3年間、私はこの絵を見ているはず。
だけどカメラ越しに改めて見た絵はとても綺麗だった。いつも何気く通り過ぎていた絵。
カメラ越しだから綺麗に見えるのかと思ってカメラを下げる。すると、私の前に素敵な絵が現れた。
レンズを通さないとより綺麗だ。
なんで今までこんな素敵な絵に気が付かなかったんだろう。なんとなく、絵があるなぁくらいにしか思ってなかった。私はもう一度カメラを構える。
レンズ越しでも素敵なイラスト。でも私は再びカメラを下ろした。そして、少し離れてパシャリ。
これでいい。これがいい。この位置から撮ると、私がいつも見てきた絵だ。だけどなんだかいつもよりとっても素敵。3年間見守ってくれてありがとう、さようなら。
いつもは人がたくさんいる廊下。
誰もいない廊下は、写真を見ただけで静かなのが伝わる。窓から入る光が、とっても綺麗。
夏休みの学校はなんだか違う気がした。
風がよく通る。その風には、人の声が乗っていない。私の大嫌いな悪口や根拠の無い噂話が風と共に流れてこないのだ。他クラスの子と話したり気分転換をしたりするためそれぞれ教室から出て、ここで話す人たちのそばを通るとどうしても嫌な声ばかり耳について、この場所が少し苦手だった。
だけど今日は誰もいない。
今日はこの通路を、「透明」と感じた。
誰もいない。嫌な声も聞こえない。
風に乗って流れてくるのは、春の気配だけだった。
歩き始めると、ふわふわと風と共に流れていく感覚に包まれた。この学校が、私を送り出してくれているみたいだった。
立ち入り禁止。ここには入っては行けない。
だけど、入りたくなるのが人間で。
勇気のある人だけが入れる場所、そんな認識だった。案の定、髪の毛を染めているような子がこっそり入っていくのを見たことがある。
私も、実は1度だけ入った。
真面目な私が入るなんて、きっと誰も想像していない。
文化祭の後。
私は好きな人に片付けのあと教室に残って欲しいと伝えた。片付けが終わり、その人の教室に行くとひとり椅子に座って本を読む彼がいた。
私はその人に告白をした。文化祭マジックにでも掛かってOKしてもらえるのでは、なんていう甘い考えで。答えは「ごめんなさい」。その後のことは覚えていない。なにか、二言くらい会話を交わして私は教室を飛び出し、そこに入った。
その人は静かに教室を出た。そのあと、下駄箱で私の報告を待っていた友達たちが私を呼ぶ声が聞こえた。そのあとに続いて好きな人の声も。
私は声を押し殺して泣いた。
誰も、私がそこにいるなんて思わず探し回っていた。みんなの声が遠くなると、私は急いで涙を拭った。手持ち鏡を見て、笑顔を作る。「よしっ」と気合いを入れ、そこから飛び出した。
みんなの声が遠くで聞こえる。
その声を追いかけた。
「みんなー！ごめんね、探したっ？」
笑顔で駆け寄ると、みんなはどこにいたんだと聞いてくる。トイレ、と答えるとみんな納得してくれた。本当は嘘だってバレてるだろうし、私の笑顔が作り物なのも気がついていただろう。けど合わせてくれる親友。親友たちとずっと一緒にいる、と心に誓った日。
そんな思い出の「立ち入り禁止」ともさよならだ。淡くて純粋な恋心を思い出し、レンズを除く目が少し濡れた。
親友とは今も仲がいいし、当時振られた彼とも今はいい感じ。
そんな日々も、もうさよならだ。
思い出に浸りながら、私は写真を1枚1枚破った。
そして、屋上からバラバラになった写真をばらまいた。
まるで桜の花びらのように、ひらひらと落ちていく。
｢…楽しかったな｣
そう呟くと、私は屋上から飛び降りた
━━━━━━━━━━━━━━━
高校を卒業して数ヶ月の彼女が、
写真を撮りに学校に忍び込んだちょうど１年後、その学校の屋上から飛び降りました。
ひらひらと舞う無惨な姿になった写真と、もうひとつ舞い降りたものがあります。
1枚の手紙でした。
━━━━━━━━━━━━━━━
｢こんなところから飛び降りてごめんなさい。
私の一番好きな場所だったんです。
こんなこと、言い訳になりませんよね、すみません。
まず、私が飛び降りた経緯について書かせて頂きます。
私は家庭内でいじめを受けていました。
児童相談所や警察には相談しています。
ですが、改善されることはなくむしろエスカレートする一方でした。私が夏にも長袖を着ていたのは、腕にあるアザがバレないようにするため。そのため、体育も長袖長ズボンで受けていました。
殴るや蹴るだけではなく、暴言などの心理的虐待、食事を貰えなかったり衣類を買って貰えないなどのネグレクトを受けていました。
そのため、私には小さい頃から友達がいませんでした。高校に入り、バイトをして貯めたお金で服を買いメイクを始めるようになって友達がたくさん出来ました。
楽しくないことばかりだった私の人生は、高校に入り楽しいことだらけの人生に変わりました。
毎日がキラキラ輝くんです。
この高校で過ごした3年間は、私の宝物です。
みんなに出会えてよかった。
私は高校卒業後、社会人になり逃げるように一人暮らしを始めました。
高校の友達もたくさん遊びに来てくれました。
あの部屋は初めてできた私のお城です。
でも、せっかく明るくなった私の人生は父親の失踪により真っ暗なものに戻りました。
失踪した父はその後自殺未遂をし、｢離婚する。今後俺に近づくな。電話でもかけてこようものなら自殺する。｣と言い残し、私たちの前から姿を消したのです。
母親は、あれだけ私に虐待をしてきたのに今ではすっかり人が変わったように優しくしてくれます。
優しく私を丸め込み、一人暮らしを辞めるよう説得してきました。嫌だ、と言い続けましたが私が未成年のため一人暮らしの家は母親の名義で借りており、母親が勝手に解約することが可能。勝手に解約されてしまいました。
そして、実家に戻った私の収入を取り上げ家事をさせるのです。たまに、ボロが出てしまい悪口を言われることはありますが、お金のため、家事をさせるために猫なで声で話しかけてくる母親が私は嫌いです。もう社会人なのに長時間のスマホは禁止、門限は9時、友達と遊びに行くと怒られる毎日に懲り懲りしていました。
こんな毎日を終わりにしたいのです。
なので、私の大好きな場所ですべてにさよならをしようと考えました。
私と出会い、仲良くしてくれた方々、ありがとうございました。さようなら。
━━━━━━━━━━━━━━━
そんな手紙を残した少女は、校庭が見える位置から写真をばら撒き、反対側の茂みの方へ飛び降りた。
彼女なりに、気を使ったのでしょう。
1年前、飛び降りた彼女を一番最初に見つけた僕は、彼女の分も生き続けてます。彼女のように家族のせいで苦しむ子どもを減らせるよう、児童相談所でも働くため勉強中です。
僕は彼女のことをあまり知らなかったため、彼女の告白には応えられませんでしたが、仲良くなって行くと彼女のいいところがたくさん見つかり大好きな人になりました。
1年前、彼女が飛び降りた日はこの学校で会う予定だったのです。その日、僕は彼女に告白する予定でした。長いこと待っても来なくて、連絡もつかない彼女より先に僕は学校に入ることにしました。すると、上から桜の花びらのようなものが降ってきたのです。彼女の撮った写真でした。なんだかいやな予感がして屋上まで駆け上がると彼女の姿はなく、探し回ると茂みの中にいる彼女を見つけました。救急車を呼んだけど手遅れでした。
君のおかげで僕は夢が見つかった。
たくさんの子どもを助けるよ。空から見ててね。君が天国で幸せに過ごしていますように。
