翌日の朝、結月と凛は朔に報告にきていた。
「……という内容が記載されており、口承の部分の手がかりはいまだつかめませんでした」
「それだけで十分だろう」
「必ず力の制御をし、治癒の力についても引き続き何か手がかりがないか探ります」
「わかった」
二人は深くお辞儀をして退室した。
「治癒の力か……」
二人のいなくなった部屋に朔の声が響いた──
「……という内容が記載されており、口承の部分の手がかりはいまだつかめませんでした」
「それだけで十分だろう」
「必ず力の制御をし、治癒の力についても引き続き何か手がかりがないか探ります」
「わかった」
二人は深くお辞儀をして退室した。
「治癒の力か……」
二人のいなくなった部屋に朔の声が響いた──