普通の隠キャなら見つからないように歩くが授業に遅れたくなかったため普段通り前を通った
「お、クソキモ隠キャじゃん。お前上級コースなの?ないわ〜w」
「何度も言いますが勉強は罪なのですか。授業には遅れたくないのでこれで失礼します」
言い返せなくなったのか、藤原は黙りこんだ。
そのまま西棟に行き1日授業を受けた。
そのまま特に何にもなかった。そして学校を後にした。
*
学校から家に帰るといつも通り誰もいなかった。普通の人ならどこかに出かけたのか、はたまた家出したのかという妄想を広げるが俺はいつも通りの景色なので別に気にしなかった。
暑かったからか、どこか倦怠感を感じた。なので夕飯まではソファーでゴロゴロしながら色々なことを考えた。夕飯を食べ終わり明日の授業の予習をしていると「ピンポーン」とインターフォンが鳴った。母さんが帰ってきたかと一瞬思ったが流石にこんな早く帰ってこないだろうと予習を再開した。しかしすぐ「ピンポーン」となるのでめんどくさいと思いながらインターフォンのカメラを見た。そうしたら驚きで一歩後ろに後退りした。見間違いかと思ってもう一度見たがそこには母の姿があった。急いでドアを開けると、
「蒸し暑いから早く家入れてよー留守なのかもしれないって焦ったんだよ」
「ごめんごめん。こんな早く帰ってくるとは思わなかったから」
「いや院長(お母さんは病院の看護師をしている)が家族みんなで明日明後日旅行、行くことになったから。そのため明日と明後日はお母さん仕事、休みだから」
「あ、そ。俺は来週まで補習だから。弁当は学校で配られるから作んなくていいよ」
「じゃあジム行ってダイエットしようかな。最近運動してなくて太っちゃったから(笑)」
最近近所にジムができて母さんは仕事が休みの日(最近は全然ない)に通っていた。
冷蔵庫を開けて何かを探す母さんが「最近学校どうなの?」と唐突に聞いてきた。俺は「まあまあ」と薄っぺらい返事をして寝室に戻ろうとした。が、なぜか母さんに引き止められた。
「本当に?いじめられたりとかされてない?」
図星を突かれた僕は「だからまあまあだって」と少し声を荒げて返答した
「じゃあいいけど、、、なんかあったら誰かに相談するんだよ。」
普通の人だったらここでキレたりはしない。だが僕は、
「お、クソキモ隠キャじゃん。お前上級コースなの?ないわ〜w」
「何度も言いますが勉強は罪なのですか。授業には遅れたくないのでこれで失礼します」
言い返せなくなったのか、藤原は黙りこんだ。
そのまま西棟に行き1日授業を受けた。
そのまま特に何にもなかった。そして学校を後にした。
*
学校から家に帰るといつも通り誰もいなかった。普通の人ならどこかに出かけたのか、はたまた家出したのかという妄想を広げるが俺はいつも通りの景色なので別に気にしなかった。
暑かったからか、どこか倦怠感を感じた。なので夕飯まではソファーでゴロゴロしながら色々なことを考えた。夕飯を食べ終わり明日の授業の予習をしていると「ピンポーン」とインターフォンが鳴った。母さんが帰ってきたかと一瞬思ったが流石にこんな早く帰ってこないだろうと予習を再開した。しかしすぐ「ピンポーン」となるのでめんどくさいと思いながらインターフォンのカメラを見た。そうしたら驚きで一歩後ろに後退りした。見間違いかと思ってもう一度見たがそこには母の姿があった。急いでドアを開けると、
「蒸し暑いから早く家入れてよー留守なのかもしれないって焦ったんだよ」
「ごめんごめん。こんな早く帰ってくるとは思わなかったから」
「いや院長(お母さんは病院の看護師をしている)が家族みんなで明日明後日旅行、行くことになったから。そのため明日と明後日はお母さん仕事、休みだから」
「あ、そ。俺は来週まで補習だから。弁当は学校で配られるから作んなくていいよ」
「じゃあジム行ってダイエットしようかな。最近運動してなくて太っちゃったから(笑)」
最近近所にジムができて母さんは仕事が休みの日(最近は全然ない)に通っていた。
冷蔵庫を開けて何かを探す母さんが「最近学校どうなの?」と唐突に聞いてきた。俺は「まあまあ」と薄っぺらい返事をして寝室に戻ろうとした。が、なぜか母さんに引き止められた。
「本当に?いじめられたりとかされてない?」
図星を突かれた僕は「だからまあまあだって」と少し声を荒げて返答した
「じゃあいいけど、、、なんかあったら誰かに相談するんだよ。」
普通の人だったらここでキレたりはしない。だが僕は、