T高校では毎年9月中旬くらいに文化祭がある。
そのT高校の1年生の僕はいつものように親友で隣のクラスのしょうたと登校していた。
「学校めんどくせぇー」
「明後日から夏休みだしがんばろうよ笑」
「どうせ夏休みって言っても宿題おおいんだろ」
「答え写してやろ」
なんてくだらない話をしていたら学校についた。
そして、7時間目がきた。
HR(ホームルーム)の時間だ。
担任の三木谷 順治先生が話し始めた。
「高校初めての文化祭が9月16日金曜日にある。そこで、何をするかきめてほしい。」
そこで、みんなで話し合った。
お化け屋敷にきまった。
そして、夏休みに入り、本格的に準備が始まった。
しかし、集まりが悪く、いつも決まった女子6人、男子4人の10人しか集まらなかった。
どうしてこんなに集まらないんだ、、、
そして放課後、同級生で、僕のクラスの学級委員で幼なじみでもあるあかりと相談しながら帰った。
「準備全然こんけど、なにかええ策ないかな?」
しかし、あかりは黙っていた。
「なあ、聞いてるん? 学級委員が黙らんといて」
それでも黙っていた。
「おい、なんか言えよ」
やっとあかりが口を開いた。
「うるさいな、今考え中やねん。大体さ、いつもうちを頼りすぎやねん。」
僕は黙りこんだ。
ごめん、、、
そして、その夜ベッドでゴロゴロしているとあかりからLINEがきた。
明日空いてる?
空いてるけど
よかった
家きて
え、いきなり?
いきなりってなんやねん
みんながどうやったら文化祭に協力してくれるかかんがえるんやろ
わかった