君のことを裏では名前で呼んでいる。
けれど君の前では恥ずかしくて呼べない。
君のことを考えてると自然と目線が君に行ってしまう。
けれど目があうと恥ずかしくてそらしてしまう。
「君が好きでした。」なんて言ってみたい。
けれど恥ずかしくて言えない。
 いつかは君にちゃんと伝えたいな。
「お前らデキてんの??」「もう付き合えよ」
なんて周りから言われて、否定しながらもニヤニヤを隠せない僕。
君は同じことを言われて、どう思ってるのかな。
怒り?
だるい?
どうも思ってない?
それとも、嬉しかったり。
なんて都合の良すぎる話、あるわけないよね。
だから僕は頑張って自分磨きに力を入れる。
そしたら振り向いてもらえるかな、??

たくさんの想いを抱えながら、朝日がまだ隠れている薄暗い空の下、僕は走り出した。