俺は花屋の店舗をなるべく繁盛させると計画していたが、そうではなくてやはりあゆみの夢は俺となるべく多くの時間を共有する事なんだと気づいた。

俺の存在意義は、ここにあると今更ながら感じた。

あゆみ、俺はお前と巡り会えて良かったと思っている。

あゆみの選択により俺の人生が大きく動いた時点で、お前は俺にとって奇跡だ。

記憶が無くなってもまた再会し、愛することとなるなんて、今は一分一秒でも一緒に過ごしたい。

あゆみ、愛している。

お前は俺の全てだ、記憶の彼方の奇跡の愛。

そして、夜の帝王の一途な愛、記憶が消えても何度でもお前を愛すと誓う。


              END