だけど、私は、
「あなたに恋なんてしなければよかった」
なんては思っているつもりはありません。
ただ、
嫉妬している自分が情けなくて、
怖くて、
どうしようもなくて、
胸が苦しいのです。
あなたのことを考えると、それだけで一日が過ぎてしまいそうなのです。
恋心がなくなったら、どれほど身軽になるのでしょう。
どうしても、
私はあなたのことを考えてしまいます。
どうやっても、
嫌いになれないあなたを思ってしまいます。
だから、
あなたを嫌いになれない自分を責めてしまいます。
それから、
やっぱりあなたが好きなんだと自覚します。
「恋心なんて消えてしまえばいい」
そんなことをいつも願ってしまう自分がいました。