身体を傾けた晴が腕の間にそーっと私を囲った。
それだけで一気に雰囲気が塗り替わる。
「ーーーんじゃ、ちょこっとだけ・・・・いい??」
と、晴が私に手を伸ばした。

最初は「絶対キスだけにする!」って言ってた晴。
だけど、そうもゆかず。
夢中でキスしてるうちに、私たちはどんどんそーゆう気分に抗えなくなってゆき、ついにガマンできなくなった晴が私のパジャマをそーっとめくって裾から手を突っ込んだ。

「さっきオレならいいって言ったよね?」
「うん。晴がいい。晴しかヤだ」

ゴクリ、と喉を鳴らした晴がすううっとお腹の上に手のひらを滑らせる。
その目的地はやっぱ胸。
緊張感と興奮とをバリバリ漂わせながら、晴がぎゅっと胸をつかんだ。

「イテテ・・」
「あ、ゴメン」

今度は力加減に気をつけて、晴がブラの上から私の胸をわしわしと触る。
「ああん」って私の声が漏れた途端、「もうダメ、限界!!」ってガバッとお布団をはねのけた晴が部屋を飛び出してゆく。

「えええ、嘘っっ・・」

まだいてほしかった。さっきまで晴がいたとこがポッカリと寂しくてもの足りない。

「晴のバカ。朝までここにいればよかったのに」

もう戻れない。ひとりぼっちなんて無理だ。
ずーっと晴のそばにいたい。
さっき話したふたりの憧れを、いつか本当に手に入れることができたならーーー

晴の目標が、私の目標になった。
わくわくと胸を弾ませながら、私は今度こそ穏やかな眠りについたのだった。