お弁当食べたばっかりだけど、頭の中はもうアジでいっぱい。
わくわくしながら膝の上の晴を見下ろすと、寝転んだままの晴が腕をのばして私の頭をひきよせた。自分も少しだけ頭をおこして、私のほっぺにちゅってキスをする。
「・・あのねえ晴、お母さんってモノはね? だっこと膝枕はするけどキスはしないんだよ・・」
「おかあさん?? なんのハナシ?」
「ーーーいや、いい。なんでもない。んでも、キスはもうしないで。だってこんなことしてたら・・」
おかしなことになっちゃう、って言おうとした。
だけどガバッて起き上がった晴に唇を塞がれるほうが早かった。
「!!!」
それとほとんど同時に近くでジャリジャリって音がして、小さな悲鳴のような声がいくつかあがった気がしたのだ。
すんごいイヤな予感がして、晴の背中の向こう側に首をのばしてみれば・・
「ああ、最悪」
うちのクラスの男女数人が勢いよく向きを変えて、わーわー言いながら立ち去る姿が目に映りこむ。
わくわくしながら膝の上の晴を見下ろすと、寝転んだままの晴が腕をのばして私の頭をひきよせた。自分も少しだけ頭をおこして、私のほっぺにちゅってキスをする。
「・・あのねえ晴、お母さんってモノはね? だっこと膝枕はするけどキスはしないんだよ・・」
「おかあさん?? なんのハナシ?」
「ーーーいや、いい。なんでもない。んでも、キスはもうしないで。だってこんなことしてたら・・」
おかしなことになっちゃう、って言おうとした。
だけどガバッて起き上がった晴に唇を塞がれるほうが早かった。
「!!!」
それとほとんど同時に近くでジャリジャリって音がして、小さな悲鳴のような声がいくつかあがった気がしたのだ。
すんごいイヤな予感がして、晴の背中の向こう側に首をのばしてみれば・・
「ああ、最悪」
うちのクラスの男女数人が勢いよく向きを変えて、わーわー言いながら立ち去る姿が目に映りこむ。