翌日から私は晴と一緒に登校することにした。
並んで教室に入ると、クラスにザワッてどよめきが走る。
そりゃあそう。
ひと月ぶりに姿を現した不登校のヤンキーが頭を黒く染めて来たんだから。
すでに自分の席を忘れてた晴に必要なことを色々教えてあげてから、晴と離れて席についた。そしたら目を剥いた女子がわらわらっと私の席に集まって騒ぎ始める。
「一花、なんで佐山くんと一緒だったの? 知り合い!?」
「えっとねーーーつつつ、つきあってんの・・」
「「「「えーーーーーー!!!」」」」
もちろん嘘。
だけど昨日、晴と約束したのだ。
そういうことにしとこうって。
晴が今、三花さんちで暮らしてることは学校に内緒だから、バレるときっと面倒なことになる。もしかしたら三花さんにも迷惑がかかるかもしれない。
つきあってるって言っとけば一緒に歩いてても不自然じゃないし、同じ家に出入りしてるところを誰かに見られたって・・まあ、なんとかなる。
並んで教室に入ると、クラスにザワッてどよめきが走る。
そりゃあそう。
ひと月ぶりに姿を現した不登校のヤンキーが頭を黒く染めて来たんだから。
すでに自分の席を忘れてた晴に必要なことを色々教えてあげてから、晴と離れて席についた。そしたら目を剥いた女子がわらわらっと私の席に集まって騒ぎ始める。
「一花、なんで佐山くんと一緒だったの? 知り合い!?」
「えっとねーーーつつつ、つきあってんの・・」
「「「「えーーーーーー!!!」」」」
もちろん嘘。
だけど昨日、晴と約束したのだ。
そういうことにしとこうって。
晴が今、三花さんちで暮らしてることは学校に内緒だから、バレるときっと面倒なことになる。もしかしたら三花さんにも迷惑がかかるかもしれない。
つきあってるって言っとけば一緒に歩いてても不自然じゃないし、同じ家に出入りしてるところを誰かに見られたって・・まあ、なんとかなる。