結局、三花さんは彼をしばらく預かることにした。

「じゃあ、晴くんは居間を使って。私はここの隣の部屋、一花ちゃんは2階」
三花さんが佐山に念を押す。
「一花ちゃんに何かしたら叩き出すーーーじゃなくて警察に突き出すからね!!」
「わかったよ、なんもしねーよ。約束する!!」

細かいことはまた追々決めていこう、ってことにしてその夜は解散となったのであった。