待ち合わせ時間の少し前に、佐伯さんがやってきた。
今日もオシャレをしている。
フリルの施されたブラウスに、ショートパンツをはいている。
ファンシーというか、フェミニンというか、そんな感じのファッションだ。
対する俺は、以前GUで買った服を着ている。
どこか垢抜けない。
でもイイんだ。別に......。
「待ちましたか?」
と、佐伯さんが言ってくる。
「いや、大丈夫、行こうか」
「はい」
新潟駅からマリンピア日本海まで、バスで二十分くらいだ。
日曜日ということもありバスはそれなりに混んでいた。
俺たちは一番後ろの席に座ったんだよね。
「楽しみですね」
「うん、そうだね」
「好きなお魚とかいますか?」
「う~ん、どうだろう。魚じゃないけど、イルカは好きかな」
「イルカショーもあるみたいですから、それも見ましょう。うわぁ、楽しみだなぁ」
佐伯さんは心底嬉しそうである。
俺は、うっくつとしている。
だけど、そんな姿を見せちゃダメだ。
なのに、気分は優れない。
マリンピア日本海に着く。
日曜日というだけあって、館内はそれなりに混んでいるようあった。
高校生以上は千五百円。
やはり、ここは男が払った方がいいのかな?
この間は映画を出してもらったし、今回は俺が出そう。
そう考えてチケットを購入しようとすると、佐伯さんはしっかり割り勘にしてくれた。
「出してもらうなんて、よくないです、ここは私も払いますから」
「え? でもこの間出してもらったし」
「大丈夫ですよ。気持ちだけで嬉しいです」
「そう、じゃあ、割り勘で......」
「はい」
俺たちは館内に入る。
時刻は一時四十分を回ったころだった。
ちょうどイルカショーが二時からやっているようで、俺たちはそれを見るために、イルカショーの水槽まで向かった。
まだ、始まるまで時間がある。
何か話さないと......。
「ねぇ、佐伯さん、生徒会長ってどう思う?」
俺の唐突な問いかけに、彼女は驚いたようだった。
「生徒会長って、私たちの高校のですか?」
「うん」
「先生方からの人望は厚いですよね。頭もイイみたいですし」
「それにイケメンだしね」
「はい、でも、私は苦手です」
「苦手?」
「えっと、何というか女の子に対してすごく慣れているというか......、偏見かもしれないですけど」
今日もオシャレをしている。
フリルの施されたブラウスに、ショートパンツをはいている。
ファンシーというか、フェミニンというか、そんな感じのファッションだ。
対する俺は、以前GUで買った服を着ている。
どこか垢抜けない。
でもイイんだ。別に......。
「待ちましたか?」
と、佐伯さんが言ってくる。
「いや、大丈夫、行こうか」
「はい」
新潟駅からマリンピア日本海まで、バスで二十分くらいだ。
日曜日ということもありバスはそれなりに混んでいた。
俺たちは一番後ろの席に座ったんだよね。
「楽しみですね」
「うん、そうだね」
「好きなお魚とかいますか?」
「う~ん、どうだろう。魚じゃないけど、イルカは好きかな」
「イルカショーもあるみたいですから、それも見ましょう。うわぁ、楽しみだなぁ」
佐伯さんは心底嬉しそうである。
俺は、うっくつとしている。
だけど、そんな姿を見せちゃダメだ。
なのに、気分は優れない。
マリンピア日本海に着く。
日曜日というだけあって、館内はそれなりに混んでいるようあった。
高校生以上は千五百円。
やはり、ここは男が払った方がいいのかな?
この間は映画を出してもらったし、今回は俺が出そう。
そう考えてチケットを購入しようとすると、佐伯さんはしっかり割り勘にしてくれた。
「出してもらうなんて、よくないです、ここは私も払いますから」
「え? でもこの間出してもらったし」
「大丈夫ですよ。気持ちだけで嬉しいです」
「そう、じゃあ、割り勘で......」
「はい」
俺たちは館内に入る。
時刻は一時四十分を回ったころだった。
ちょうどイルカショーが二時からやっているようで、俺たちはそれを見るために、イルカショーの水槽まで向かった。
まだ、始まるまで時間がある。
何か話さないと......。
「ねぇ、佐伯さん、生徒会長ってどう思う?」
俺の唐突な問いかけに、彼女は驚いたようだった。
「生徒会長って、私たちの高校のですか?」
「うん」
「先生方からの人望は厚いですよね。頭もイイみたいですし」
「それにイケメンだしね」
「はい、でも、私は苦手です」
「苦手?」
「えっと、何というか女の子に対してすごく慣れているというか......、偏見かもしれないですけど」

