もしかすると、本当に映画のチケットが余っているだけで、俺を誘っただけかもしれないからだ。
だけど......。
そんなに関係のない人間を誘うだろうか?
俺が佐伯さんの立場だったら、誰を誘うかな?
多分、普通に友達を誘うだろう。
少なくとも、話した経験のない人は誘わない。
だけど、彼女は俺を選んでくれた。
服とか買った方がいいのかな?
そもそも、デートのための服とか持っていない。
夏だから、ジーパンにTシャツでいいのかな?
イヤ、ラフすぎるか?
せめてシャツくらい羽織ったいいかもしれない。
俺は、新潟のラブラ万代という商業施設へ行き、GUで服を買った。
自分で服を買うなんて。
とんでもない進化のように思えた。
とりあえず、マネキンが来ているものをそのままそっくり購入してきた。
ファストファッションは、一つのコーデを丸ごと購入しても、三千円くらいだ。
だからね、俺でも問題なく購入できるってわけ。
自宅に戻ると、陽菜がリビングでアニメを見ていた。
本当にオタクなヤツだな。
「ただいま」
「ん。悠真どこ行ってたの?」
「ラブラ万代」
「な! なんで悠真がそんなところに??」
「服買いに行ったんだよ」
「服ぅ? 何でよ、お母さんに買ってもらってるくせに」
「いいだろ。俺だって服くらい買うよ」
「ま、まさかデートのためとか?」
鋭い。
だが本当なので、一瞬俺は反応が遅れた。
それに陽菜は敏感だ。
「ホントにデートなんだ。なんだっけ美沙さんだっけ? あの人と行くの?」
「違うよ。それにデートじゃ」
「な、なぁ、まさか他にも女がいるの?」
「だから、誤解だ。ただ、一緒に映画行くだけだよ」
「それってデートじゃん! バカ悠真! どうせあんたなんて、無様な姿を見られて嫌われるだけよ。あんまり調子に乗らないことね」
陽菜は女の話になると、とにかく食いついてくる。
とりあえずこんな時は逃げた方がいいだろう。
俺は自室戻った。
嬉しいのかな?
イヤ、あんまり嬉しくない。
なぜだろう?
正直には喜べないのだ......。
ホントに恋愛って不思議だよね。
日曜日――。
待ち合わせは午後一時。
新潟の万代には、TJOYという映画館がある。
俺たちはそこに行くのだ。
だけど......。
そんなに関係のない人間を誘うだろうか?
俺が佐伯さんの立場だったら、誰を誘うかな?
多分、普通に友達を誘うだろう。
少なくとも、話した経験のない人は誘わない。
だけど、彼女は俺を選んでくれた。
服とか買った方がいいのかな?
そもそも、デートのための服とか持っていない。
夏だから、ジーパンにTシャツでいいのかな?
イヤ、ラフすぎるか?
せめてシャツくらい羽織ったいいかもしれない。
俺は、新潟のラブラ万代という商業施設へ行き、GUで服を買った。
自分で服を買うなんて。
とんでもない進化のように思えた。
とりあえず、マネキンが来ているものをそのままそっくり購入してきた。
ファストファッションは、一つのコーデを丸ごと購入しても、三千円くらいだ。
だからね、俺でも問題なく購入できるってわけ。
自宅に戻ると、陽菜がリビングでアニメを見ていた。
本当にオタクなヤツだな。
「ただいま」
「ん。悠真どこ行ってたの?」
「ラブラ万代」
「な! なんで悠真がそんなところに??」
「服買いに行ったんだよ」
「服ぅ? 何でよ、お母さんに買ってもらってるくせに」
「いいだろ。俺だって服くらい買うよ」
「ま、まさかデートのためとか?」
鋭い。
だが本当なので、一瞬俺は反応が遅れた。
それに陽菜は敏感だ。
「ホントにデートなんだ。なんだっけ美沙さんだっけ? あの人と行くの?」
「違うよ。それにデートじゃ」
「な、なぁ、まさか他にも女がいるの?」
「だから、誤解だ。ただ、一緒に映画行くだけだよ」
「それってデートじゃん! バカ悠真! どうせあんたなんて、無様な姿を見られて嫌われるだけよ。あんまり調子に乗らないことね」
陽菜は女の話になると、とにかく食いついてくる。
とりあえずこんな時は逃げた方がいいだろう。
俺は自室戻った。
嬉しいのかな?
イヤ、あんまり嬉しくない。
なぜだろう?
正直には喜べないのだ......。
ホントに恋愛って不思議だよね。
日曜日――。
待ち合わせは午後一時。
新潟の万代には、TJOYという映画館がある。
俺たちはそこに行くのだ。

