あなたとの朝の目覚め いつでも
愛のない体の空しさ教えてくれる
そうだと知っていながら抱かれれば
弱い駄目な溺れる女
わたしには分かってた
出逢えば抱かれる
逢えなければ逢いたい
逢えれば抱かれたい
抱かれればまた逢いたい
あなたとの朝の別れ いつもの
やりきれぬ気まずさばかりを残して行くわ
おそらく取り繕った優しさに
嘘の色を見つけるからと
わたしには分かってる
逢いたくて別れる
別れたくて逢いたい
逢えれば別れたい
別れればまた逢いたい
四月二十八日
第一に、お前はなぜそんなに悩ましい顔をしているのか?一体、悩む必要がどこにあるというのか?お前は、ハワード・カーターを真似て、あるいはハインリヒ・シュリーマンを夢見て、へぼな考古学者の様にありもしない伝説の墓穴や古戦場をほじ繰り返し、ただ自分の自己満足のために周囲を攪乱し、それで快哉の声をあげ、欣喜雀躍としている。そしてまた、お前はどうでもいいような枝葉末節の事柄を見過ごそうとはしない。他人は何とも思っていないのに、なぜおまえだけが口を利かなくなるのか?『イワンの馬鹿』の女形のように自分自身の愚かさを、お前は決して認めようとはしない。――つまり、頑迷にも現実をありのままに認めようとはしないのだ。愚昧というか、莫迦というか・・・要するに正しい自己分析の方法を決定的に欠いているのだ。そのくせ、自分自身の現実が、つぎからつぎへと暴露されてゆくのを恐れている。そして、『憂鬱なる党派』の高橋和巳のように悶々と陰陰滅滅と、苦悩教の教主の様に悩む。何が面白いのか?自己欺瞞の衣を纏って、自分自身を常に偽り、粉飾し、脚色し、必死になって、よせばいいのに本当の自分を隠そうとする。もうよした方がいいのに、やめたほうがいいのに、お前にもその愚かしさが十分わかっているはずなのに…いったいなんの得になるのか?
愛のない体の空しさ教えてくれる
そうだと知っていながら抱かれれば
弱い駄目な溺れる女
わたしには分かってた
出逢えば抱かれる
逢えなければ逢いたい
逢えれば抱かれたい
抱かれればまた逢いたい
あなたとの朝の別れ いつもの
やりきれぬ気まずさばかりを残して行くわ
おそらく取り繕った優しさに
嘘の色を見つけるからと
わたしには分かってる
逢いたくて別れる
別れたくて逢いたい
逢えれば別れたい
別れればまた逢いたい
四月二十八日
第一に、お前はなぜそんなに悩ましい顔をしているのか?一体、悩む必要がどこにあるというのか?お前は、ハワード・カーターを真似て、あるいはハインリヒ・シュリーマンを夢見て、へぼな考古学者の様にありもしない伝説の墓穴や古戦場をほじ繰り返し、ただ自分の自己満足のために周囲を攪乱し、それで快哉の声をあげ、欣喜雀躍としている。そしてまた、お前はどうでもいいような枝葉末節の事柄を見過ごそうとはしない。他人は何とも思っていないのに、なぜおまえだけが口を利かなくなるのか?『イワンの馬鹿』の女形のように自分自身の愚かさを、お前は決して認めようとはしない。――つまり、頑迷にも現実をありのままに認めようとはしないのだ。愚昧というか、莫迦というか・・・要するに正しい自己分析の方法を決定的に欠いているのだ。そのくせ、自分自身の現実が、つぎからつぎへと暴露されてゆくのを恐れている。そして、『憂鬱なる党派』の高橋和巳のように悶々と陰陰滅滅と、苦悩教の教主の様に悩む。何が面白いのか?自己欺瞞の衣を纏って、自分自身を常に偽り、粉飾し、脚色し、必死になって、よせばいいのに本当の自分を隠そうとする。もうよした方がいいのに、やめたほうがいいのに、お前にもその愚かしさが十分わかっているはずなのに…いったいなんの得になるのか?


