と言っていたが、これは正しい。敵兵を殺害して戦友を救えば、その兵士は英雄だが、殺害された敵兵の親族にとっては鬼畜だ。原子爆弾で数十万人の日本人を殺戮したハリー・トルーマンは米兵の死者数を削減したことで、アメリカ人にとっては、英雄だ。非戦闘員を殺戮するという国際法違反を犯しても、日本兵は数名殺害しても戦犯で死刑宣告を受けたが、アメリカ人は戦犯にすらならなかった。勝てば官軍は明治維新だけではない。日本人はアメリカの蛮行を水に流した。朝鮮人は何十年たっても、植民地時代の日本陸軍の過失を、同じ日本市民であったにもかかわらず、いつまでも、喚き立てる。日本政府が植民政策としてインフラ投資に莫大な資金を投入したことを、台湾人は評価しているが、韓国人は一切触れない。負の遺産をいつまでも喚き立てる国民と水に流す国民の、国民性の違いは融合することを永遠に妨げる。
ところで、いい子どもは、大人になっても誰にとっても誰からも好かれるいい人間だ。中学生の時の親友が、骨肉腫で死亡したとき、お母さんから、親友が入院中に、夜中に苦しんでいる同室の患者のために、ナースステーションに教えに行ったことがあったことを聞いた。
「自分自身が苦しかったはずなのに」
とお母さんは泣いていた。そこで、松任谷由実の『ひこうき雲』のような歌が生まれる。
「おかあさん つかれた顔してる
ぼくは大丈夫 休んでいいから」
そう言って 寝返り打つあなた
そんな思いやり 欲しくはないのに
あなたのことだけ 考えてほしい
だってあしたは あなただけには ないのだから
「おとうさん お金は大切に
ぼくにかけたって 全部が無駄かも」
そう言って 顔曇らすあなた
そんな心配は しないで欲しいの
なんでもいいから わがままを言って
だってもうすぐ 口をきけなく なるのだから
「お医者さん だめだって言ってたね
ぼくもそう思う 痛くて苦しい
でもみんな 看病ありがとう
家族いつまでも しあわせだといい」
あなたはいつでも おもいやりばかり
やめて涙が あふれるばかり とまらないの
親友が闘病の合間に学校に松葉づえをつきながら登校したことがあった。そのとき教室で、彼女の病状を根掘り葉掘り聞く人がいた。
「仮病じゃないの?」
とか、
ところで、いい子どもは、大人になっても誰にとっても誰からも好かれるいい人間だ。中学生の時の親友が、骨肉腫で死亡したとき、お母さんから、親友が入院中に、夜中に苦しんでいる同室の患者のために、ナースステーションに教えに行ったことがあったことを聞いた。
「自分自身が苦しかったはずなのに」
とお母さんは泣いていた。そこで、松任谷由実の『ひこうき雲』のような歌が生まれる。
「おかあさん つかれた顔してる
ぼくは大丈夫 休んでいいから」
そう言って 寝返り打つあなた
そんな思いやり 欲しくはないのに
あなたのことだけ 考えてほしい
だってあしたは あなただけには ないのだから
「おとうさん お金は大切に
ぼくにかけたって 全部が無駄かも」
そう言って 顔曇らすあなた
そんな心配は しないで欲しいの
なんでもいいから わがままを言って
だってもうすぐ 口をきけなく なるのだから
「お医者さん だめだって言ってたね
ぼくもそう思う 痛くて苦しい
でもみんな 看病ありがとう
家族いつまでも しあわせだといい」
あなたはいつでも おもいやりばかり
やめて涙が あふれるばかり とまらないの
親友が闘病の合間に学校に松葉づえをつきながら登校したことがあった。そのとき教室で、彼女の病状を根掘り葉掘り聞く人がいた。
「仮病じゃないの?」
とか、


