1、どうやら夏休みの予定が決まったようです。
いじめ騒動も無事(?)に終わり、夏休みまで数日を切ったある日、花音から夏休みについての相談を受けた。
「なんかさ、夏休み中にどこかで遊ばない?」
私は少し悩んだ。正直、外は暑くあまり遊ぶ気にならなかった。私は断ろうとした……が、やめた。そうだ、私には余命があるんだ。もしこれを断ると花音との思い出が減ってしまう。そう思うと断れなかった。
「いいね!…でも、暑いところはあんまり好きじゃないから出来れば屋内施設とか、涼しいところがいいなー」
チラッと花音の方を見る。
「そりゃそうでしょ!私も暑いところ嫌だし」
なら、最初から遊ばなくていいのにと思ったが花音も私との思い出を作りたいのだろう。
そんなことを考えていると花音は言ってきた。
「じゃあ、細かいことはまた今度考えよ!お互いの用事とかあるし」
私は頷いた。最近忙しくてなかなか遊べていなかったから、とてもその日が楽しみだ。
〇〇〇〇〇〇〇✕✕✕✕✕
あれから数週間後の夏休み。
お互いの用事を調整していたら8月になってしまった。
そして、私たちが遊ぶこと日は今年の中でも特に暑い、最悪の日だった。
いじめ騒動も無事(?)に終わり、夏休みまで数日を切ったある日、花音から夏休みについての相談を受けた。
「なんかさ、夏休み中にどこかで遊ばない?」
私は少し悩んだ。正直、外は暑くあまり遊ぶ気にならなかった。私は断ろうとした……が、やめた。そうだ、私には余命があるんだ。もしこれを断ると花音との思い出が減ってしまう。そう思うと断れなかった。
「いいね!…でも、暑いところはあんまり好きじゃないから出来れば屋内施設とか、涼しいところがいいなー」
チラッと花音の方を見る。
「そりゃそうでしょ!私も暑いところ嫌だし」
なら、最初から遊ばなくていいのにと思ったが花音も私との思い出を作りたいのだろう。
そんなことを考えていると花音は言ってきた。
「じゃあ、細かいことはまた今度考えよ!お互いの用事とかあるし」
私は頷いた。最近忙しくてなかなか遊べていなかったから、とてもその日が楽しみだ。
〇〇〇〇〇〇〇✕✕✕✕✕
あれから数週間後の夏休み。
お互いの用事を調整していたら8月になってしまった。
そして、私たちが遊ぶこと日は今年の中でも特に暑い、最悪の日だった。