あの日は、雨が降っていたらしい。
2つの小さな泣き声が病院中に響き渡った日、私たちの運命はもう神様が決めていたのかもしれないね。

ねえ、修弥。私ね、最初で最後に好きになった人が修弥でほんとに良かったって思ってる。次また会えたら、そのときは―。


君に大きな花束を贈るよ―。