僕の世界に君は色を付ける。

僕は、続きを読んだ。
『たくさん感謝してるのと同じくらい、星奈くんには迷惑かけたかなって思ってる。それは、ごめんね。勝手に君を置いて逝っちゃってごめん。
星奈くんとは、たくさんの思い出があるね。道端で倒れてた時。あれはホントに助かった。ありがとう。高校から帰る時にも、遊んだね。星奈くんとのプリクラ一生の宝物だからこのノートに貼っておくね。水族館にも、言ったね。確かそこで私の余命が一年ってばれたっけ?それでも、最後まで仲良くしてくれてありがとう。星奈くんが熱を出して大変だったこともあったね。ホントに心配したからね。体調管理はどう?ちゃんと私がいなくても寝てる?食べてる?きちんと食べて、寝て、元気でいてね。
こんな感じで、高校ではたくさんの思い出があったね。だけど、私には星奈くんとの思い出はまだあるんだよ』
そこまで読んで、僕は首を傾げた。
『星奈くんは覚えてないよね、多分。星奈くんと私は、小さい頃から幼なじみだったんだ。よく一緒に遊んでたんだよ?』