「星奈くんにはこれからも笑って生きてほしいな、大好きだよ」
と言って、星野はもう一度笑った。
そして、ぬいぐるみを抱きしめたまま、ゆっくりと目を閉じた。
その目から一筋の涙が零れ落ちる。開けてあった窓から舞い散る桜の花びらが入ってきて、星野の頬の上に乗っかった。
しばらくすると、星野の手から力が抜けて、ぬいぐるみが落ちた。
すると、次の瞬間、心電図の線が真っ直ぐになって、無慈悲な機械音が部屋中に鳴り響いた。
「美織……!!」
肩を揺すっても、もう美織の目は開かなかった。
僕は、急いでナースコールを押したが、既に、手遅れだった。
「……」
僕の中にあるのは、喪失感だけ。
星野がこの世からいなくなって一週間。僕はこの一週間食事も睡眠も全くとっていなかった。高校にも行っておらず、星野のお葬式以降、誰とも口を聞いていない。
全くと言っていいほど僕は生きた心地がしなかった。生きているのに、自分は死んでいるかのような。
と言って、星野はもう一度笑った。
そして、ぬいぐるみを抱きしめたまま、ゆっくりと目を閉じた。
その目から一筋の涙が零れ落ちる。開けてあった窓から舞い散る桜の花びらが入ってきて、星野の頬の上に乗っかった。
しばらくすると、星野の手から力が抜けて、ぬいぐるみが落ちた。
すると、次の瞬間、心電図の線が真っ直ぐになって、無慈悲な機械音が部屋中に鳴り響いた。
「美織……!!」
肩を揺すっても、もう美織の目は開かなかった。
僕は、急いでナースコールを押したが、既に、手遅れだった。
「……」
僕の中にあるのは、喪失感だけ。
星野がこの世からいなくなって一週間。僕はこの一週間食事も睡眠も全くとっていなかった。高校にも行っておらず、星野のお葬式以降、誰とも口を聞いていない。
全くと言っていいほど僕は生きた心地がしなかった。生きているのに、自分は死んでいるかのような。



