僕が必死になったところで無駄な努力で終わりそうだな、なんて考えながらひたすら叫んだ。

 僕の声に惹かれてくれる誰かに出会うために。

 誰でもよかった、僕を認めてくれる誰かに出会えるならそれだけで。