これは理子が自分の娘を借りて止めてくれた気がする。

『そんなバカな事しちゃダメ!!』

って。

偶然なんかじゃない。

俺はすぐにでも理子に会いに行きたい。

でも理子は

『あなたはまだ来ちゃダメ。私の分まで生きて幸せになって!!』

そんな事を望んでいない。

『そっちに行くまで見守っててくれな。』