楽しい会話をしながら食べ終わると、理子は

「ホントに美味しかった。ありがとう。」

と頭を下げた。

「こんなもんでよかったら、いつでも食べさせてやるよ。」

「やったー。」

と万歳をしている。

ホント表情豊かだよな。

それからソファーに移って、俺はワインを理子はお酒が飲めないから、デザートを頼んで食べていた。

途中で理子の携帯がなっていたようだが、出なかった。

きっと旦那からで、気を使ってくれたんだろう。