【一括アップver.】つれずれなるままに

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【サブタイトル】
無から有は生まれない

【本文】
 無には3つの意味がある。

1 何もないこと。存在しないこと。「―から有を生ずる」⇔有。
2 哲学の用語。
㋐存在の否定・欠如。特定の存在がないこと。また、存在そのものがないこと。
㋑一切の有無の対立を超え、それらの存立の基盤となる絶対的な無。
3 禅宗で、経験・知識を得る以前の純粋な意識。「―の境地」
「出典:デジタル大辞泉」

 無に似た概念の「0:ゼロ」は、「記号としてのゼロ」と「数としてのゼロ」に分けられる。

「記号としてのゼロ」の起源は、紀元前数世紀のバビロニアである。
 プトレマイオス朝(紀元前306年~紀元前30年)のエジプトでも使用されていた。
 記号としてのゼロは、その位が無いことを表す記号である。
 だから、無の概念とは異なる。