水道水と田園風景について思うこと
自宅の水道は本下水の管理費用が上乗せされていて、高い。
だから無駄にしないように使っている。
自分が生まれ育った地域では、小さい頃至る所に湧き水があった。
綺麗な水なので、実際に飲んだりもしていた。
小学生のときにはまだ道路がくねくねと曲がっていて、とてものどかな風景だった。
だが、一斉に耕地整理が始まると、東西南北に真っ直ぐのアスファルトの道路が整えられた。
同時に湧き水はなくなり、その代わりに農業用水路が整備された。
水田には専用のくみ上げ機やバルブが設置され、水を張るときだけ水路の水門を開けて一斉に田んぼに水を張るようになる。
とても合理的で便利になったが、殺風景になった気がする。
水道水は地下250メートルからくみ上げていた。
今の自宅では川の水を使っているようである。上流では工場や家庭の排水を川に流しているため、衛生面が心配である。
おそらく上流の地域よりも不純物が多いはずだ。
飲み水は浄水器を通すようにしている。