「い、今の見えたか?」
見えなかった・・・
あのサーブを打ったことすら今
見えなかった
「プロになってから、さらに力を付けたのかもしれない」
今の彼の実力は、私の知っている実力よりも
遥に上だ
あっという間に1-0と1ゲームを取った手塚君
真田君のサービスゲームでも
ポイントを入れる事も無く、2ゲームを取ってしまった手塚君
この勝負決まってしまったかもしれない。
あの、真田君でさえ手塚君に追い付いていない。
今の手塚君に追いつくとしたら、きっと
氷帝だったら、跡部君。
立海だと幸村君。
青学では、リョーマ君だろう
汗1つ見せないで終わらせてきた、手塚君
「お疲れ様」
「あぁ」
ここでのプレーは、きっとこれが最後。
きっと明日にはまたドイツに戻ってしまうのだろう
「シングルス1を始めます」
そう言って入っていったリョーマ君と雅治
