貴方だけを見つめてる


打ち合いを初めて、1ゲーム取られれば
1ゲームを取り返す、スタイルのこの試合。

どっちかが、2ゲーム一気に取らないと
タイブレークまで行くかもしれない

「黒崎」

「手塚君?」

「あの2人。何か違和感がないか?」

「まぁ・・・」

面白いことに、ダブルスに向いている玉川君と
シングルス向きの赤也が一緒のペアだ
違和感がない方がおかしい

「赤也は、まだ、デビル化もしてないし
玉川君に関しては、ロブも打ってない」

「マジだ。切原の奴、デビル化してねぇ」

「大石君には忠告はしたけど
ムーンボレーを売ったら最後、玉川君のロブがきっとでる」

「「!?」」

「どういう・・・」

「玉川君はそういうスタイルの選手だよ。
中学の、大会でも売ってないとは聞いていたけど
この試合でも打たないつもりなのかな」

ここまで来て5-5になってしまった

タイブレーク確実になってしまった。
大石君はともかく、菊丸君には厳しいかもしれない

その後も、打っては打ち返しを繰り返しているだけあって
案の定、タイブレークまで持ってこられてしまった

「ふぃー」

水分補給に来た菊丸君と大石君。

「あれ?いつもとドリンク変えてる?」

「気づいた?
それは、立海で私が作ってたドリンク」

「へぇ・・・」

「英二、もうひと頑張り行こう」

「あぁ。タイブレーク頑張って」

「あぁ」