貴方だけを見つめてる


翌日、普通に起きて、普段通りの時間に家を出ると
蓮二も雅治も、外にいて

「何だ。来てたなら、チャイム鳴らせばよかったのに」

「いや。まだ、時間には多少余裕があるからな」
跡からゾロゾロと出てきた青学メンバー

「よく眠れているように見える」

「プリ」

「早いな。柳、仁王」

「どっちの仁王に行っておるんじゃ。卵」

「は?仁王は1人だろう?」

そっか。雅治は、私も含めたのか

「月渚も、昨日から仁王じゃからのぉ」

「「はぁ!?」」

「だから、寄るところがあるって言ってたんすか」

「ぴよ」

「蓮二は、分かってたみたいだけどね」

「あぁ。仁王が嬉しそうにしていたからな。
月渚の確率は、ほぼ100%に違いないだろうとは思っていた」

「怖いのぉ。立海の参謀は」

「何を言っている。この柳とそれでも6年も
一緒にテニス部にいたではないか」

クスクスと私が笑うと

「良く、こんな腹黒いのと幼馴染なんか
やってられたのぉ。月渚」

「そう思ってるのは、雅治だけでしょ」

「月渚。例のスタジアムに行くぞ?」

「あ、うん」

家の中に誰もいないのを確認してから
家のカギを閉めたのを確認すると
歩いて湘南にあるテニスコートまで来た

「こんな所にテニスコートなんてあったんだな」

「跡部グループが建てたテニスコートだ。
全天候型スタジアムテニスコートになる」

「へぇ」