おかずを同じものをもう1つ作って
みそ汁を温めなおし、
おにぎりを握ってテーブルへ置くと
雅治がすぐに手を伸ばして食べて行く
「そんなに、慌てなくてもいいのに」
ふと気が付いたのは
「2人とも制服で来たんだ」
「今更じゃのぉ」
「月渚が見納める最後の制服姿だからな」
「うっ」
「早くても、普段着ではなく、制服の方がいいだろう。
放課後、最後の部活まで会えないからな」
そうだ。私は、教室の中まで入れないから。
放課後のテニスコートまで入れないから
「月渚。放課後、テニスコートで待ってるぜよ」
指に着いた米粒を食べながらそう言ってきた雅治
「うん。お昼ごろまでには、付くようにしていくね。
スポーツドリンクも持って行くから」
「楽しみにしてるぜよ」
「あぁ。待っている」
そう言って2人揃って出て行った蓮二と雅治
「さて、と」
私も朝ごはんを食べて、片付けてから
立海では作っていたドリンクを作って
家を出て立海の前に着くと
既に全員揃っていて
「やぁ、黒崎」
「久しぶりだな」
「うん。手塚君も、プロで活躍しているんだもん。
お疲れ様」
「いや。大丈夫だ」
