「久々に赤也たちと打ち合いをしようと思ってね」

「えぇ!?」

周りを見ると、外側で、ノートに書きこんでいる部員の姿もある

「月渚先輩~中学に戻ってきてくださいよー」

「何言ってるの」

「だってー。ここ、マネージャー」

「あそこでノート取ってる子じゃないの?」

「そうなんすけど、情報がこっちに来ないんで
どう対処するか、全く出来ないんすよ」

あぁ。そう言うこと

「玉川、赤也。今日は月渚もここにいるということは
今日は、ここでマネも出来るということだろ」

「あ、」

クスクスと笑う私を見て

「酷いじゃないすか」

「酷くないでしょ?だって私何も言ってないもの」

「確かに。月渚は何も言っていないな」

「俺達も、練習しようか」

「私は、ドリンク作ってきちゃうね」

「あぁ。無理をするなよ」

「ありがとう」

水汲み場までくると

「仁王君?」

「プリ」