貴方だけを見つめてる


「月渚。まだ、外に仁王がいる可能性が高い。
今晩は、ここにいたらどうだ」

「でも・・・」

「いいじゃない」

「蓮二ママ?」

「会いたくないなら、ここにいつまでもいても構わないのよ?
結婚したって、黒崎の性を捨てても
貴方は私の娘でもあるんだから」

そうだ。
私は、蓮二と一緒に
蓮二ママにも育てられたんだ

「ありがとう。蓮二ママ」

「いいのよ」

「でも、今日は、帰るよ。
蓮二の最後の制服姿も、誰よりも早く見たいけど
雅治の制服姿も早く見納めておきたいから」

「そうか。では、家の前まで送って行こう」

3軒しか離れてないのに、送ってくれる蓮二の優しさ

「ありがとう。蓮二」

「いや。では、明日待っているな。立海で」

「うん」

「じゃあ、お休み」

「お休みなさい。蓮二」