3年後
私はあの後3年間青学の男子テニス部のマネージャーとして
在籍していた。
当然、今まで中学で男子テニス部に所属していた後輩たちは
最初、私が、敵情視察(スパイ)だと言われていたが
不二君や手塚君たちのおかげで
乗り切ることが出来た。
「黒崎」
「不二君。今までありがとう」
「こちらこそ。
これから?帰るのは」
「ううん。明日、神奈川に戻るの。
明後日が立海の卒業式だから、最後に驚かせたくて」
「そっか。黒崎が青学のマネージャーで良かったよ」
「私も、マネージャーが出来て幸せだったよ」
「黒崎は、もう、テニスには関わらないの?」
そう言って不二君がみるのは、私の
左手の薬指に光るリング
「多分ね。でも、雅治が
プロになるからそれはそれで心配なんだけど」
「そっか」
「先輩たちも、もう卒業なんっすね」
「桃城君、海堂君。越前君まで」
「あぁ。これからの青学を頼んだよ。
越前、桃。海堂」
「ハイっす」
堀尾君たちも、後ろを向いているけど
きっと、泣いているに違いない
「そう言えば、黒崎先輩は」
「みんなに会えるのは、今日までかな」
「「え!?」」
「どういう・・・」
「神奈川に帰るし、雅治のサポートが出来るようにしておきたいの」
