貴方だけを見つめてる


そんな話をしていると
不二君と、仁王君の試合が始まってしまった

容赦のないラリー
1-1となり
1-3となり
3-3となり

終わりの見えないこのゲーム

「仁王!」

「!?」

「蓮二!?」

横からあたしの肩を抱いたのは、紛れもなく蓮二だ

「何で・・・」

「これで、少しは仁王もやる気を出すだろう」

やる気を出すってどういう事?
蓮二の言っていた言葉の答えは
すぐに帰ってくるわけではなかったが

ゲームセットの声が聞こえたと思ったら6-4で
仁王君が勝ってこのゲームを終わらせた合図だった